2024年 (令和6年)
7月16日(火)
![Weather : Makubetsu
Clouds 20.7°
Time : 2024-07-16T16:08:18+09:00
Source : http://openweathermap.org/ Weather](/templates/makubetsulibrary/images/weather/04d.png)
午前10:00から
午後 6:00まで
![](/images/makubetsulibrary/column_logo_sansatsudo.png)
ジャンル分類と50音順の並べ方だけだと、本が孤独に見えることがあります。本を文脈でつないでみると、本と本がつながって、違う表情が見えてきます。なぜ、三冊かというと・・・
井上ひさしは「ニホン語日記」にこう書いています。『混沌たる時の流れを過去・現在・未来と三つに区切ると、時間が辛うじて秩序だったものになる。鮨屋の主人は自店のにぎりを「松・竹・梅」 に分け、鰻屋の亭主は自店の鰻丼を「特上・上・並」の三つに分けて、店の売り物のすべてを表す。混然としたものを一つで言ってはわけがわからない。二つで言っても据わりがわるい。三つに区分して言うと突然、構造が安定し、混然としたものの正体が見えてくる』
本と本 本はつながる。
本と人 本とつながる。
人と人 本でつながる。
さあ、「三冊堂」!開店のお時間です。
![](/images/columns/sansatsudou/ura_sannsatsu0904.png)
[BookShelf Image]:379
爽やかな心地よい秋の風が感じられる季節となりましたね。こんな季節は、なんだか面白い本が読みたくなってきます。芸能界きっての読書家として知られた児玉清さんの『ひたすら面白い小説が読みたくて』では、ミステリーや、時代物、現代小説などの多彩なジャンルの小説を紹介しています。児玉さんの解説は、どれも作品への愛にあふれていて、「読みたい!」という気持ちにさせてくれます。本当におすすめしている小説は、ベタ褒めで、読んでいて気持ちよくなるくらい。傑作を読んでいないのはもったいないこと―解説を読んでいると、児玉さんの声がきこえてきそうな気がします。
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- 作成者:MCL編集部
![](/images/columns/sansatsudou/ura_sannsatsu0828.png)