2015年はひつじ年。新年になってからはテレビも新聞も羊の話題が満載ですね。ところで羊って、最近見たことが無いけどどんな動物だったかな？思った時に手に取っていただきたいのが『ほんとのおおきさ・なかよし動物園』です。まずは表紙にドドンと上野動物園のデイジーちゃんの顔がほんとの大きさのアップで載っています。ヘー！羊って意外と大きかったのねと思うでしょうか？それとも反対？羊って上の前歯が無いなどの動物豆知識も楽しい1冊です。くりくり目玉の可愛いアルパカやラマなどなかなか触らせてはもらえない動物たちの大きさも分かるこの本はシリーズをとおして子どもたちに大人気ですが大人の方もぜひ楽しんでください。
羊が出てくる大人も子供もよく知っている童謡と言えば「メリーさんのひつじ」。この歌詞のもとになったお話絵本が『メリーさんのひつじ』です。小さくひ弱に生まれてお母さん羊に面倒を見てもらえない赤ちゃん羊を育てることにしたメリー。仲良しになったメリーと元気に成長した子羊が豊かな自然の中で触れ合う優しい絵に心が和みます。有名な歌になるきっかけは、子羊がメリーの登校に付いてきてしまったことのようですね。
広大な放牧場で草を食む本物の羊たちに会いたい！できればそこで自家製の美味しい羊肉を食べたい。そんな願いを叶えてくれるお店はこのところ十勝地方にも出来てきているようですね。『スロウなカフェを訪ねてＶol.1』に掲載されているのは、北国の豊かな自然に抱かれた環境の中、自然のリズムに即して心豊かに営みをおくる人たちが営むカフェ。羊に会って羊を食べるという願いを叶えてくれるお店も紹介されています。掲載の21のカフェのうち十勝管内のカフェが７か所です！掲載のお料理を眺めるだけでもよだれが出そうになりますが、その景観の写真に魅せられて近いうちにぜひ訪ねてみたくなります。 MCL編集部 （紀）
三冊堂174号 (2015/01/15)
