ジャンル分類と50音順の並べ方だけだと、本が孤独に見えることがあります。本を文脈でつないでみると、本と本がつながって、違う表情が見えてきます。なぜ、三冊かというと・・・
井上ひさしは「ニホン語日記」にこう書いています。『混沌たる時の流れを過去・現在・未来と三つに区切ると、時間が辛うじて秩序だったものになる。鮨屋の主人は自店のにぎりを「松・竹・梅」 に分け、鰻屋の亭主は自店の鰻丼を「特上・上・並」の三つに分けて、店の売り物のすべてを表す。混然としたものを一つで言ってはわけがわからない。二つで言っても据わりがわるい。三つに区分して言うと突然、構造が安定し、混然としたものの正体が見えてくる』
本と本 本はつながる。
本と人 本とつながる。
人と人 本でつながる。
さあ、「三冊堂」!開店のお時間です。
ある物事に対してイメージしていたものが、統計数値などを調べてみたら違っていたということは以外とよくあるものです。今回は統計調査で導き出されたデータによりいろいろなものを分析した3冊を紹介します。
多くの日本人が好きなものを把握すれば、今の日本人の特徴を浮かびあがらせることができるのではないかと考えたのが「日本人の好きなもの」。日本人の好みを端的に表現すると、「犬を連れて、桜を愛でて、すしを食う」になるとのこと。全部で54個の質問があり、これにたくさん当てはまった人は、まさに現代の日本人の代表というところでしょうか?
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北海道でもそろそろ山開きの話題がでてくる季節になりました。登山はこのところブームのようですね。中でも、ファッショナブルなアウトドア用衣料を身に着けて山に登る若い女性は山ガールと呼ばれ、目下増加中なのだとか。
『SAPPORO山ガール』は、札幌、小樽、支笏湖、ニセコ周辺の、初めてでも安全に楽しく登れる18山を取り上げ、登山ルートを写真で詳しく説明しています。山のお作法と称して、ジャケットや靴・ザックなどの登山に際して用意するもの(可愛い物がいろいろ掲載!)から、「持ち物」「マナーとルール」「安全な登山計画」など初心者用の情報も満載です。アウトドアメーク術もぜひ参考に!
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