![Weather : Makubetsu
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Time : 2024-07-17T02:10:01+09:00
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ジャンル分類と50音順の並べ方だけだと、本が孤独に見えることがあります。本を文脈でつないでみると、本と本がつながって、違う表情が見えてきます。なぜ、三冊かというと・・・
井上ひさしは「ニホン語日記」にこう書いています。『混沌たる時の流れを過去・現在・未来と三つに区切ると、時間が辛うじて秩序だったものになる。鮨屋の主人は自店のにぎりを「松・竹・梅」 に分け、鰻屋の亭主は自店の鰻丼を「特上・上・並」の三つに分けて、店の売り物のすべてを表す。混然としたものを一つで言ってはわけがわからない。二つで言っても据わりがわるい。三つに区分して言うと突然、構造が安定し、混然としたものの正体が見えてくる』
本と本 本はつながる。
本と人 本とつながる。
人と人 本でつながる。
さあ、「三冊堂」!開店のお時間です。
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バイトを含めて社員4人の零細企業ユニバーサル広告社。不況にあえぐこの会社が始めたのは、閑古鳥の鳴く「さくら通り商店会」の活性化プロジェクトです。コンビニもないJR駅前から更に遠く離れた場所にある商店街。何もないと思いきや実は、家並みの美しい桜の並木の道につながっています。みたらし団子が絶品の菓子屋も、新しいケーキ店もあります。さて、ユニバーサル広告社が提案する、桜のない6月に行われるさくら祭りの企画は、この商店街を元気にしてくれるでしょうか?『花のさくら通り』は、 恋と笑いと事件がいっぱいの痛快まちづくり小説です。
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逃げて、逃げて、逃げ延びたら、私はあなたの母になれるだろうか?希和子は不倫相手の子を自宅から誘拐してしまいます。住んでいたアパートをあわてて解約し、赤ん坊と2人住むところを探し、世間から隠れて転々とします。次第に親子らしくなっていく2人。しかし逃げとおせることはありませんでした…。『八日目の蝉』は、誘拐犯と誘拐犯に育てられた子、2人の女の心に分け入ることで家族というものの意味を探ります。
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