今まで家族に任せっきりだった庭の手入れと家庭菜園。出勤時には色とりどりの花たちが心を和ませてくれ、勤めから帰ると採りたての野菜が迎えてくれていました。しかしこの1~2年で環境が一変、きれいな庭も奥の畑も1メートル以上伸びきった雑草でうっそうとなってしまい・・・近所の叔母に全てお任せ状態で甘えていました。 今年こそは、まず庭の手入れに挑戦!書名そのもの『四季折々に楽しめる 小さな庭づくり』からはじめることに。残念ながら我が家の庭は、春から初夏までは次々と花が咲き楽しませてくれるのですが、それ以降に咲く花がなく寂しい庭でした。本書は、いろんな草花や樹木を選んで組み合わせ、小さな庭をオールシーズン楽しむ方法をたくさん紹介。特に優しい色づかいの草花が多く、多彩な緑が楽しめるのもお気に入りです。
次に、朝の食卓にちょい採りできるプチ野菜は欠かせません。図書館の新刊移動で借りた本、母のお気に入りだったのが『はじめての野菜づくり:地域別栽培カレンダーつき』 後日手元に欲しいと購入。本書は写真が豊富で、種のまき方、栽培のしかたが、土いじり ど素人の私が見ても解りやすく、初心者でも育てやすい野菜がたくさん載っています。特に地域別の栽培カレンダーが寒冷地の人には大いに助かります。今年は主人と協力し、せめてビニールハウスだけでも挑戦できれば…と思っています。
ここで問題なのが、育って欲しくない雑草ほど勝手(元気)に伸びてしまうこと。ハウス以外の畑まで手をつける余裕がないので除草剤を・・・と思い、「雑草」で検索して手にしたのが、この本『雑草と楽しむ庭づくり』。雑草をはやさない方法、庭での生かし方、草取りの方法や便利な道具まで、雑草との上手な付き合い方を教えてくれます。花・野菜・雑草=土とのおつきあい、さてどんな1年になるのでしょう・・・人間に恵みを与えてくれる土壌ですが、今まさに、避けることのできない自然現象(大地震)で多くの方が恐怖と苦痛の日々を送っています。活断層上にある日本、二次災害の汚染だけは、絶対に起こしてはならないという気持ちがより一層強くなりました。 MCL編集部(Yu)
三冊堂241 (2016/04/28)