ジャンル分類と50音順の並べ方だけだと、本が孤独に見えることがあります。本を文脈でつないでみると、本と本がつながって、違う表情が見えてきます。なぜ、三冊かというと・・・
井上ひさしは「ニホン語日記」にこう書いています。『混沌たる時の流れを過去・現在・未来と三つに区切ると、時間が辛うじて秩序だったものになる。鮨屋の主人は自店のにぎりを「松・竹・梅」 に分け、鰻屋の亭主は自店の鰻丼を「特上・上・並」の三つに分けて、店の売り物のすべてを表す。混然としたものを一つで言ってはわけがわからない。二つで言っても据わりがわるい。三つに区分して言うと突然、構造が安定し、混然としたものの正体が見えてくる』
本と本 本はつながる。
本と人 本とつながる。
人と人 本でつながる。
さあ、「三冊堂」!開店のお時間です。
アフォリズム(aphorism)とは、物事の真実を簡潔に鋭く表現した語句、警句、金言、箴言(しんげん)のこと。箴言は、いましめの言葉、格言、金言を意味する漢語的表現。
『アフォリズム 525の格言集』は、オスカー・ワイルド、ヘミングウェイ、ウディ・アレン、コクトー、ボブ・ディラン、ニーチェ、カミュ、ブコウスキー、モハメド・アリ、パリス・ヒルトンなどなど、怒涛の箴言集だ。たとえばオスカー・ワイルドは「オレ達はみんなドブの中にいる。でもそこから星を眺めているヤツだっているんだ」という。知人が経営する会社の社是には「未来は過去の泥の中に埋まってる」とあった。
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笑いすぎ、もしくはあえて笑いをこらえることによって腹筋に良い負荷がかけられる3冊をご紹介いたします。効果には個人差があります。 掲載作品から、個人的なオススメ(&コメント)も共にご紹介いたします。どんな内容でいつ頃出てくるのかは読んでからのお楽しみです。
まずは視覚からの刺客『笑ったらシェア』。Facebookのコミュニティに寄せられたヘンテコ写真に絶妙なコメントが笑いを誘います。笑えるのになぜか癒されてしまうそんな不思議な写真も掲載! ☆オススメ「ふわぁ・・・」着地点に手を差し入れたい衝動にかられます。
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日本新聞協会が毎年行っている「HAPPY NEWSキャンペーン」。新聞を読んで幸せな気持ちになった記事とその理由を全国の読者から募集したものです。応募数約16,000作から入選作25作と、その他の投稿から43作、地域に根ざしたニュースという視点で選んだ8作、合わせて76作が収められています。新聞が運んだ身近な幸せが満載。それこそ『心がぽかぽかするニュース』。温まります。ちなみに、北海道新聞の記事で、2009年吉川英治文学新人賞を受賞した作家、朝倉かすみさんと両親を取材した「この親にしてこの子あり」を投稿した人の作品も掲載されています。
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