ジャンル分類と50音順の並べ方だけだと、本が孤独に見えることがあります。本を文脈でつないでみると、本と本がつながって、違う表情が見えてきます。なぜ、三冊かというと・・・
井上ひさしは「ニホン語日記」にこう書いています。『混沌たる時の流れを過去・現在・未来と三つに区切ると、時間が辛うじて秩序だったものになる。鮨屋の主人は自店のにぎりを「松・竹・梅」 に分け、鰻屋の亭主は自店の鰻丼を「特上・上・並」の三つに分けて、店の売り物のすべてを表す。混然としたものを一つで言ってはわけがわからない。二つで言っても据わりがわるい。三つに区分して言うと突然、構造が安定し、混然としたものの正体が見えてくる』
本と本 本はつながる。
本と人 本とつながる。
人と人 本でつながる。
さあ、「三冊堂」!開店のお時間です。
8月13日は「盆の入り」。お盆にはご先祖様に会いにお寺に行く方が多いと思います。お寺に行くと必ずお目にかかるのが大きな仏像です。仏像は大きく分けて4種類あり、一番地位が高いのは“如来”だそうです。”如来”は、会社で言えば社長で、たくさんいる部下に指示をあたえているのだとか。釈迦の身代わりとして作られるようになった仏像の表情や手つきにはそれぞれ深い意味があるそうです。『仏像のふしぎ』は、仏像にこめられた意味や、仏像にまつわる不思議な話も掲載されています。
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笑いは、楽しく健康に長生きする秘訣。医師で日本笑い学会副会長の著者が、笑いと健康について語る『笑いは心と脳の処方せん』。元気で長生きの人たちの共通点は、どの人もネアカで前向き、プラス思考の極楽トンボなのだそうです。いつでも笑顔を心がければ、まわりも笑顔に。笑って、笑って、ストレス快笑!楽しく自分らしい生き方を!読むと、気持ちが晴れ晴れしてくる一冊です。
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7月~8月にかけては夜空を見上げてみると、夏の風物詩である花火や綺麗な星空を見ることができます。今回は空をテーマにした3冊を紹介。
日本の夏を代表するイベントといえば各地で開催される花火大会。ただ見ているだけでも楽しめるものですが、詳しく知ることでより深く味わおうというのが『花火の図鑑』。花火の種類や打ち上げ方の違いなどを豊富なカラー写真とともに解説。花火が打ちあがったときの掛け声、「かぎや~」、「たまや~」の由来についても説明、江戸時代の花火業者である「鍵屋」と「玉屋」が川の両岸で花火の競演をしたことが始まりとのことです。
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