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8月13日は「盆の入り」。お盆にはご先祖様に会いにお寺に行く方が多いと思います。お寺に行くと必ずお目にかかるのが大きな仏像です。仏像は大きく分けて4種類あり、一番地位が高いのは“如来”だそうです。”如来”は、会社で言えば社長で、たくさんいる部下に指示をあたえているのだとか。釈迦の身代わりとして作られるようになった仏像の表情や手つきにはそれぞれ深い意味があるそうです。『仏像のふしぎ』は、仏像にこめられた意味や、仏像にまつわる不思議な話も掲載されています。
夏の山で短い期間だけ会うことのできる色とりどりの花たち。北海道の山々で魅力的な花の生育している山や花見にふさわしい山を3つのエリアに分けて紹介しているのが『北の花名山ガイド』です。幕別町から比較的アクセスの良い大雪山・緑岳では、8月上~中旬にピンクのエゾコザクラと黄色のミヤマキンバイのお花畑が広がるそうです。また、白いすらりとした姿が印象的なタカネトウウチソウの花期は8月に入ってからだそうです。登山口へのアクセスや宿泊情報、開花時期も掲載されています。
夏にしか会えない闇夜に輝く宝石たち、蛍。自然写真家の作者が各地で撮った幻想的な光の軌跡が美しい写真や、蛍の知識が満載。蛍は種類によって飛び方が異なるそうです。写真撮影の方法や画像処理の基本テクニックも具体的に掲載されています。全国の蛍に逢える場所も紹介されています。『蛍の本』には、蛍を見る、知る、撮る、逢うが満載です。 MCL編集部(紀)
三冊堂204号 (2015/08/13)