2024年 (令和6年)
5月18日(土)
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 笑いは、楽しく健康に長生きする秘訣。医師で日本笑い学会副会長の著者が、笑いと健康について語る『笑いは心と脳の処方せん』。元気で長生きの人たちの共通点は、どの人もネアカで前向き、プラス思考の極楽トンボなのだそうです。いつでも笑顔を心がければ、まわりも笑顔に。笑って、笑って、ストレス快笑!楽しく自分らしい生き方を!読むと、気持ちが晴れ晴れしてくる一冊です。

 昇先生によると、落語を聞いて、リウマチが軽減されたり、ストレスが低下するという笑いの治療効果が確認されているそうです。落語家が落語家を論評した初の本『落語家の通信簿』。三遊亭円丈師匠が、伝説の名人から、中堅、若手まで53人を論評。落語家でなければわからないことや知らないことを落語家ならではの視点で語ってくれます。読了後、落語が聴きたくなります。落語家ごとのおすすめ演目も記されていますよ。
 子ども達に落語の面白さを伝える「親子寄席」の普及にも力を注ぐ上方落語家・桂文我によるらくご絵本『えんぎかつぎのだんなさん』。「うえ」は好きだが、「した」は嫌い。「かみ」はよくて、「しも」は嫌いなだんなさん。だんなさんの気に入る言葉をたくさん使って、おこづかいをもらおうとする丁稚とザル売り。ぽんぽん飛び出すえんぎのよい言葉に、気分上々のだんなさんだったのですが…。起承転結のしっかりした文章と、オチはどうなるのかというワクワク感。落語の楽しさを存分に味わえる絵本です。
 幕別町図書館では、8月9日(日)の図書館夏まつりで、滝川鯉朝七夕落語会を開催いたします。ストレスケアには笑いがイチバンです。落語を聴いてストレス解消しませんか? MCL編集部(ふ)

三冊堂203号 (2015/08/06)