
ジャンル分類と50音順の並べ方だけだと、本が孤独に見えることがあります。本を文脈でつないでみると、本と本がつながって、違う表情が見えてきます。なぜ、三冊かというと・・・
井上ひさしは「ニホン語日記」にこう書いています。『混沌たる時の流れを過去・現在・未来と三つに区切ると、時間が辛うじて秩序だったものになる。鮨屋の主人は自店のにぎりを「松・竹・梅」 に分け、鰻屋の亭主は自店の鰻丼を「特上・上・並」の三つに分けて、店の売り物のすべてを表す。混然としたものを一つで言ってはわけがわからない。二つで言っても据わりがわるい。三つに区分して言うと突然、構造が安定し、混然としたものの正体が見えてくる』
本と本 本はつながる。
本と人 本とつながる。
人と人 本でつながる。
さあ、「三冊堂」!開店のお時間です。
飛行機の追跡アプリを見ると、驚くほど沢山の飛行機が今日も世界中の空を飛んでいます。空を飛ぶという人類の夢が叶って以来すっかり日常に欠かせない乗り物となり、北海道に暮らしていると尚のこと身近な存在の飛行機ですが、やはり見上げた空に輝く飛行機には大人になった今でも憧れを感じます。
さて、そんな地上からの視線を浴びながらフライトを終えた飛行機は、その後どうしているのでしょうか?『ひこうきがとぶまえに』は、格納庫に帰ってきた飛行機が再び安全に空を飛べるように、日夜働く航空整備士にスポットを当てた写真絵本。ページいっぱいのエンジンや見たことのない機械たちは圧巻です。普段は見ることが出来ない飛行機の内側を見ると、実際に乗る時に新たな発見があるかもしれません。
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- 作成者:MCL編集部
春頃にたまたま見たドラマで、どちらが現実でどちらが夢(もしくは回想)なのかという場面がありました(そこしか見ていないのでこんな話ではないのかもしれない……)。ふと国語で(たぶん)習った『胡蝶の夢』を思い出しましたので自分の居場所がわからなくなるような三冊。一冊目は『荘子:第1冊』。先に挙げた『胡蝶の夢』が全文掲載されています。当館にあるものとしては中公クラシックスなどでもお読みいただけますが、岩波文庫版は索引がついていて該当箇所を探しやすいので今回はこちらを。
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- 作成者:MCL編集部


