
ジャンル分類と50音順の並べ方だけだと、本が孤独に見えることがあります。本を文脈でつないでみると、本と本がつながって、違う表情が見えてきます。なぜ、三冊かというと・・・
井上ひさしは「ニホン語日記」にこう書いています。『混沌たる時の流れを過去・現在・未来と三つに区切ると、時間が辛うじて秩序だったものになる。鮨屋の主人は自店のにぎりを「松・竹・梅」 に分け、鰻屋の亭主は自店の鰻丼を「特上・上・並」の三つに分けて、店の売り物のすべてを表す。混然としたものを一つで言ってはわけがわからない。二つで言っても据わりがわるい。三つに区分して言うと突然、構造が安定し、混然としたものの正体が見えてくる』
本と本 本はつながる。
本と人 本とつながる。
人と人 本でつながる。
さあ、「三冊堂」!開店のお時間です。
2月5日は「笑顔の日」。「ニ(2)コ(5)ニコ」の語呂合せから。笑顔にちなんだ3冊をご紹介します。
おいしそうなハンバーグを目の前にすれば、誰しもがニコニコになってしまいます…と、思いきや、ニコニコなのは主人公のタケオちゃんの前に出されたハンバーグの方なのです。『ニコニコハンバーグ』は、あついハンバーグに「ふう、ふう、ふう」と息をたくさん吹きかけたら、何故かハンバーグがニコニコと笑い出し、息を吹きかけるとどんどん姿を変えていく絵本。「ジュウ、ジュウ、ジュウ」「ニコ、ニコ、ニコ」「ネコ、ネコ、ネコ」と、リズムも楽しく、声にだして読みたくなる絵本です。
- 詳細
- 作成者:MCL編集部
ゲーム、アニメ、マンガの中でも根強い人気があるファンタジー。気軽に触れられるものから深い考証に基づいた重厚な大作まで、プロ、アマチュア問わず幅広い作品が世に送り出されています。今回はそんな物語の世界と現実世界を結びつける架け橋になるような3冊をご紹介します。
ファンタジー作品の魅力の一つが中世ヨーロッパを思わせる舞台ではないでしょうか。『物語のある中世ヨーロッパ図鑑』では、「ヨーロッパ」が形作られるまでの1000年の歴史を、大まかな3つの身分「祈る人」「戦う人」「働く人」からたどり、キリスト教信仰が深く根付いた当時の人々の暮らしや考え方を、イラストを交えて解説しています。領主や騎士、農民…物語でもよく登場する身分は実際にはどんな人たちだったのでしょう?現実世界との違いがファンタジー作品の面白さでもありますが、こういった元ネタを知っていると、より一層楽しめるかもしれません。
- 詳細
- 作成者:MCL編集部

