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ある日、日記をつけることを決心したゴリラのごんた。ゾウさんのお店へ日記を買い、バナナを上げると「おつりです」といってスイカをもらう。その日の晩、ごんたが日記に書いたのは…?ごんたの日常をその日の出来事とごんたの日記の二つの視点から描いた絵本『ゴリラにっき』。ごんたの日記を読んでから、改めて出来事を読み返してみると、なるほど、ごんたはそんなことを考えていたのか…とまた新たな味わいが生まれてくる。
野生のゴリラに会いたい!その一心で足を踏み入れたのは、アフリカの火山群に広がる深いジャングル。未知のものに対する恐れを抱きながらも、一目見て魅了されてしまった…。圧倒的な巨体と怪力の持ち主でありながら、争いを好まず子煩悩。笑いながら無邪気に遊びまわる、素顔のゴリラに会える写真絵本『火の山にすむゴリラ』。
ゴリラとヒト。同じ霊長類ヒト科であり、遺伝子は3%ほどしか違わない。しかしその姿かたちも生態も大きく異なっている。…本当に全く異なっているだろうか?両者を鏡写しにして見えてくるものとは。身体、言語、家族、暴力、そして愛。霊長類学者と小説家、異なる世界に生きる二人の発見に満ちた対話の旅、『ゴリラの森、言葉の海』。時間、空間をも超えて、人のあり方を考えさせられる。 MCL編集部(里)
三冊堂669(2024/7/18)