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北海道でも猛暑が続くこの夏。ふと外を見たときに見える、生い茂る植物が目からも夏を感じさせてくれます。青々とした葉をつける木々、鮮やかに咲き誇る花など様々です。そんな植物には一体どんな秘密が隠されているのか。植物たちの不思議な魅力に迫る3冊をご紹介!
身近にある植物でもまだまだ知らないことがたくさん。『面白くて眠れなくなる植物学』では知っていそうで知らなかった植物たちの生態やちょっとした雑学を教えてくれます。「竹って木なの?木はどこまで大きくなるの?」といった疑問から知っていたらちょっぴり嬉しい花占いの必勝法まで教えてくれる一冊です。
綺麗な花をつける植物は、家やお庭にも飾られて芸術的ですが、小さな葉っぱもアレンジを加えると魅力あふれる素敵な芸術作品に変身します。『いつでも君のそばにいる』は、何の変哲もない小さな葉っぱに切り絵を組み合わせて紹介する一冊です。小さな葉っぱに作られた想像力を掻き立てる物語。繊細な切り抜きによって表現された物語に、いつもとは違った葉っぱの魅力を見つけることができる作品です。
よく耳にして知っているはずなのに実はあまりわかっていなかった植物。引き抜くと絶叫するといわれているマンドラゴラ、幸運の象徴である四葉のクローバー。ゲームやアニメなどの物語でよく登場するものであったり、身近な公園で探すことができたりと何かと有名な植物たちですがなぜそんな伝説がうまれたのか。『物語と伝説の植物』ではその植物にまつわる物語と実際の栽培方法を解説しています。植物の由来を知ると育てる楽しさが倍増!植物が好きな人、伝説が好きな人、植物を育ててみたいと考えている人にはぜひ手に取ってほしい植物の魅力が語られる一冊です。 MCL編集部(羽)
三冊堂670(2024/07/25)