2024年 (令和6年)
11月13日(水)
午前10:00から
午後 6:00まで
ジャンル分類と50音順の並べ方だけだと、本が孤独に見えることがあります。本を文脈でつないでみると、本と本がつながって、違う表情が見えてきます。なぜ、三冊かというと・・・
井上ひさしは「ニホン語日記」にこう書いています。『混沌たる時の流れを過去・現在・未来と三つに区切ると、時間が辛うじて秩序だったものになる。鮨屋の主人は自店のにぎりを「松・竹・梅」 に分け、鰻屋の亭主は自店の鰻丼を「特上・上・並」の三つに分けて、店の売り物のすべてを表す。混然としたものを一つで言ってはわけがわからない。二つで言っても据わりがわるい。三つに区分して言うと突然、構造が安定し、混然としたものの正体が見えてくる』
本と本 本はつながる。
本と人 本とつながる。
人と人 本でつながる。
さあ、「三冊堂」!開店のお時間です。
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タイトルが完全に私の願望ですが、お寿司が出てくる絵本はクスっと笑えて、何よりとてもおいしそう!ということで、特にお気に入りのお寿司絵本を3冊を紹介したいと思います。お寿司が、服……?一見不思議なタイトルですが、読んでみれば納得すること間違いなし。トロにしようか、サーモンにしようか、と迷うまぐろのお寿司。新しい帽子を探しにやってきたアイスクリーム。リボンの着付けをしにきた箱の親子……。色んなものを「見立て」た写真が人気のミニチュア写真家・田中達也さんによる『おすしがふくをかいにきた』。他のお客さんたちの動向にも注目です。
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- 作成者:MCL編集部