2024年 (令和6年)
11月23日(土)
午前10:00から
午後 6:00まで
ジャンル分類と50音順の並べ方だけだと、本が孤独に見えることがあります。本を文脈でつないでみると、本と本がつながって、違う表情が見えてきます。なぜ、三冊かというと・・・
井上ひさしは「ニホン語日記」にこう書いています。『混沌たる時の流れを過去・現在・未来と三つに区切ると、時間が辛うじて秩序だったものになる。鮨屋の主人は自店のにぎりを「松・竹・梅」 に分け、鰻屋の亭主は自店の鰻丼を「特上・上・並」の三つに分けて、店の売り物のすべてを表す。混然としたものを一つで言ってはわけがわからない。二つで言っても据わりがわるい。三つに区分して言うと突然、構造が安定し、混然としたものの正体が見えてくる』
本と本 本はつながる。
本と人 本とつながる。
人と人 本でつながる。
さあ、「三冊堂」!開店のお時間です。
[BookShelf Image]:5061
自分らしく、他人に振り回されずに生きていきたい。そうは思っても…やっぱり他人の幸せはうらやましいし、周囲の目だって気になります。私ってどうしてこうなんだろう…と、悩み始めたらキリがない。そんな時に思い出したいひと言が、『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。』。心にまとわりつく息苦しさが軽くなる、考え方のヒントが詰まっています。
- 詳細
- 作成者:MCL編集部