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世界中にはスポーツ選手や政治家などいろんな人がいて、テレビに出たり、新聞に載ったり。でも、そんなすごい人たちだって、最初はみんな赤ちゃんでした。生まれてから様々なことができるようになっていく成長過程をやさしいイラストで詳しく紹介する『みんなあかちゃんだった』。育児の最中は大変なことばかりだけど、終わってしまうと子どもの成長ってあっという間。子どもの成長を見守っていた頃を思い出す絵本です。
おうちに赤ちゃんがやってきて、お姉ちゃんになった”なっちゃん”。大変なお母さんに甘えないよう、今まではやってもらっていたことも自分で挑戦してみます。失敗しちゃうこともあるけれど、挑戦することで”ちょっとだけ”できるように。でも、やっぱり甘えたいこともあって…。お姉ちゃんになった女の子の成長を描いた『ちょっとだけ』。気づかないところで頑張っている我が子を思わず抱きしめたくなる1冊です。
ちいさい”わたし”はいろんなことが上手にできない。犬のお散歩もママと一緒で、挨拶も大きな声でできない。でも、それは”まだとちゅう”だから。成長する子どもの繊細な心の揺れを描く『ちいさいわたし』。できるようになる”いつか”まで少しずつ頑張る姿やケンカした友だちと仲直りするために”いつか”じゃなくて”いま”頑張る姿に愛おしさを感じる1冊です。
1月は多くの地域で二十歳のお祝いをします。立派に成長した皆さん、成長を見守ったお父さんやお母さん。いろんなことがあったけれど、全部素敵な思い出ですよね。紹介する3冊は、そんなあの頃を思い出す素敵な作品ばかりです。ぜひ、手に取ってみてください。 MCL編集部（羽）
三冊堂591（2023/1/19）
