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自分らしく、他人に振り回されずに生きていきたい。そうは思っても…やっぱり他人の幸せはうらやましいし、周囲の目だって気になります。私ってどうしてこうなんだろう…と、悩み始めたらキリがない。そんな時に思い出したいひと言が、『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。』。心にまとわりつく息苦しさが軽くなる、考え方のヒントが詰まっています。
今、この瞬間が自分のすべて。才能に頼らない。誤解を恐れるな―。『強くなる本』に収められているのは、全人間として生きた、岡本太郎の激しく強烈なメッセージ。一つ一つの言葉を受け止めるほど、内にある生命力が震えだします。
日々筋トレに励む会社員のＵ野は、ボディ・ビル大会への出場を勧められ、本格的な筋トレと食事管理を始めます。しかし、会社や家族の中では〝女〟という価値観に煩わされ、競技の世界も結局はその写し鏡であることを目の当たりに。迎えた決勝戦、舞台に向かうU野は…？ 別の生き物になりたい。何者にも傷つかず、振り回されない生き物に。この思いと力を受け止められるのは、『我が友、スミス』だけなのだ。 ＭＣＬ編集部（里）
三冊堂590（2023/1/12）
