2024年 (令和6年)
11月23日(土)
午前10:00から
午後 6:00まで
ジャンル分類と50音順の並べ方だけだと、本が孤独に見えることがあります。本を文脈でつないでみると、本と本がつながって、違う表情が見えてきます。なぜ、三冊かというと・・・
井上ひさしは「ニホン語日記」にこう書いています。『混沌たる時の流れを過去・現在・未来と三つに区切ると、時間が辛うじて秩序だったものになる。鮨屋の主人は自店のにぎりを「松・竹・梅」 に分け、鰻屋の亭主は自店の鰻丼を「特上・上・並」の三つに分けて、店の売り物のすべてを表す。混然としたものを一つで言ってはわけがわからない。二つで言っても据わりがわるい。三つに区分して言うと突然、構造が安定し、混然としたものの正体が見えてくる』
本と本 本はつながる。
本と人 本とつながる。
人と人 本でつながる。
さあ、「三冊堂」!開店のお時間です。
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SNSを中心に活動している葉っぱ切り絵クリエイターのリトさん。葉っぱという小さなキャンバスで作られたとは思えない、繊細でいきいきとした葉っぱ切り絵作品をいくつも発表しています。発達障害を公表しているリトさんは、「仕事や人間関係はなかなか上手くいかなかったけれど、集中して物事に打ち込むのが昔から好きだった」といいます。『いつでも君のそばにいる』には、これまでSNS上で発表された89作の葉っぱ切り絵がショートストーリー付きで収録されています。
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- 作成者:MCL編集部