ジャンル分類と50音順の並べ方だけだと、本が孤独に見えることがあります。本を文脈でつないでみると、本と本がつながって、違う表情が見えてきます。なぜ、三冊かというと・・・
井上ひさしは「ニホン語日記」にこう書いています。『混沌たる時の流れを過去・現在・未来と三つに区切ると、時間が辛うじて秩序だったものになる。鮨屋の主人は自店のにぎりを「松・竹・梅」 に分け、鰻屋の亭主は自店の鰻丼を「特上・上・並」の三つに分けて、店の売り物のすべてを表す。混然としたものを一つで言ってはわけがわからない。二つで言っても据わりがわるい。三つに区分して言うと突然、構造が安定し、混然としたものの正体が見えてくる』
本と本 本はつながる。
本と人 本とつながる。
人と人 本でつながる。
さあ、「三冊堂」!開店のお時間です。
人生は何でも面白がったモノ勝ち。欽ちゃんは73歳で大学生になりました。生きることに、年齢は関係ない。一生笑って生きる知恵を紹介する『人生はおもしろがった人の勝ち』。考え方一つで、どんな状況にあっても、物事を面白くすることはできると言います。あなたも本書を読んで、人生を面白く生きるコツを欽ちゃんから学んでみませんか。
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我が子(特に女の子)を可愛がる様を「蝶よ花よ」と表すように、可憐なものの代名詞と言える蝶。では姿かたちがそっくりの“蛾”はどうでしょう…?最近は、一部の種類がSNSなどで人気になっていますが、あまり良いイメージを持っていない人もまだまだ多いのではないでしょうか。
『ぼくたち、わるもの?』は人間にきらわれがちな動物たちを集めた動物図鑑。不気味な生き物たちの絵が、薄暗がりからこちらを見つめてきます。さあ、どんな恐ろしい生態が書かれているのか…!と思いきや、「そんなの勘違い!」と場面は一転。かわいい姿と共に、彼らの本当の生態を教えてくれます。蝶にも負けない、蛾のイケてる所も紹介されていますよ。
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