![Weather : Makubetsu
Clouds 21.6°
Time : 2024-07-17T12:10:01+09:00
Source : http://openweathermap.org/ Weather](/templates/makubetsulibrary/images/weather/03d.png)
![](/images/makubetsulibrary/column_logo_sansatsudo.png)
ジャンル分類と50音順の並べ方だけだと、本が孤独に見えることがあります。本を文脈でつないでみると、本と本がつながって、違う表情が見えてきます。なぜ、三冊かというと・・・
井上ひさしは「ニホン語日記」にこう書いています。『混沌たる時の流れを過去・現在・未来と三つに区切ると、時間が辛うじて秩序だったものになる。鮨屋の主人は自店のにぎりを「松・竹・梅」 に分け、鰻屋の亭主は自店の鰻丼を「特上・上・並」の三つに分けて、店の売り物のすべてを表す。混然としたものを一つで言ってはわけがわからない。二つで言っても据わりがわるい。三つに区分して言うと突然、構造が安定し、混然としたものの正体が見えてくる』
本と本 本はつながる。
本と人 本とつながる。
人と人 本でつながる。
さあ、「三冊堂」!開店のお時間です。
![](/images/columns/sansatsudou/ura_sannsatsu290223.png)
日本文学者・万葉学者である著者が、物質の発達によって日本人がどこかに忘れた「心のゆたかさ」について考察する『日本人の忘れもの』。日本人が古くから培ってきた人間関係の在り方は、相手に生かされる道を探ることであり、まことに正しい実りに向かう、事のなりゆき=なりゆきに身を任せることが本来の日本人の生き方だったのだとか。「生かされて生きる」とは、他人に全てを委ねるのではなく、他人を信頼し、自分の努力をつくしたうえで他人に頼ること。つまり、人間関係に自分の力を尽くすことが必要で、そのうえで、関係の自然な流れのなかに生きていくことができるのだそう。
- 詳細
- 作成者:MCL編集部
![](/images/columns/sansatsudou/ura_sannsatsu260216.png)
![](/images/columns/sansatsudou/ura_sannsatsu290209.png)
2月9日は風の日、服の日、肉の日です。
強い!痛い!心地いい、気持ちいい(*´▽`*)などと感じる風ですが、そんな風にも様々な名前があるようです。『風の名前』は、玉風、毘嵐婆、雁渡、少女風、花信風、星の出入り…などの日本に伝わる「風の名前」382語(゚д゚)を集めて、カラー写真・詩・エッセイでつづる写文集。まほろば歳時記第2集です。
- 詳細
- 作成者:MCL編集部