2024年 (令和6年)
11月23日(土)
午前10:00から
午後 6:00まで
ジャンル分類と50音順の並べ方だけだと、本が孤独に見えることがあります。本を文脈でつないでみると、本と本がつながって、違う表情が見えてきます。なぜ、三冊かというと・・・
井上ひさしは「ニホン語日記」にこう書いています。『混沌たる時の流れを過去・現在・未来と三つに区切ると、時間が辛うじて秩序だったものになる。鮨屋の主人は自店のにぎりを「松・竹・梅」 に分け、鰻屋の亭主は自店の鰻丼を「特上・上・並」の三つに分けて、店の売り物のすべてを表す。混然としたものを一つで言ってはわけがわからない。二つで言っても据わりがわるい。三つに区分して言うと突然、構造が安定し、混然としたものの正体が見えてくる』
本と本 本はつながる。
本と人 本とつながる。
人と人 本でつながる。
さあ、「三冊堂」!開店のお時間です。
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親、愛する人、共に歩んだ親友、そして自分自身の「死」との対峙を描いた8編の短編集。今歩いているこの道の果てに「死」があるのだ、という事実を深く実感した人たちの『終の日までの』物語。「死」は特別扱いすることなく、自分の死も他人の死も、長い人生の1ページにすぎない。生きている今、何をすべきか。前向きに生きるその先に、救いの光が見えてくる。
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- 作成者:MCL編集部
[BookShelf Image]:1670
12月25日はクリスマスですね。今回は「誰でも誰かのサンタクロースになれる」と思わせてくれる絵本を3冊紹介させていただきます。
クリスマスの朝、教会で見かけたおじいさんをサンタさんだと思い込んだジャッキー。おじいさんの家には自分と同じくらいの女の子の写真が飾られていますが、なぜかおじいさんはひとりぼっちです。胸がキュッとしたジャッキーは…ジャッキーの優しさがじんわりと広がる『ジャッキーのクリスマス』。
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- 作成者:MCL編集部