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ジャンル分類と50音順の並べ方だけだと、本が孤独に見えることがあります。本を文脈でつないでみると、本と本がつながって、違う表情が見えてきます。なぜ、三冊かというと・・・
井上ひさしは「ニホン語日記」にこう書いています。『混沌たる時の流れを過去・現在・未来と三つに区切ると、時間が辛うじて秩序だったものになる。鮨屋の主人は自店のにぎりを「松・竹・梅」 に分け、鰻屋の亭主は自店の鰻丼を「特上・上・並」の三つに分けて、店の売り物のすべてを表す。混然としたものを一つで言ってはわけがわからない。二つで言っても据わりがわるい。三つに区分して言うと突然、構造が安定し、混然としたものの正体が見えてくる』
本と本 本はつながる。
本と人 本とつながる。
人と人 本でつながる。
さあ、「三冊堂」!開店のお時間です。
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キティちゃんに始まり、マイメロディにキキとララ。そして、パティ&ジミー、ゴロピカドンに、ザボードビルデュオ…。70年代、80年代の世代にとっては、とても懐かしいサンリオキャラクター達。『’70s&’80sサンリオのデザイン』を手に取ると、あまりにも懐かしくて嬉しくて、いつまででも眺めていられます。子どもの頃、サンリオショップに連れて行ってもらうことは、ちょっとしたイベントでした。あの頃のキラキラ、ワクワクした気持ちを忘れることができません。そんな昭和時代を過ごした女の子から現代の令和女子をも虜にするサンリオキャラクター。これからも女の子達の心をときめかせてほしいと思います。
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- 作成者:MCL編集部
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そろそろ夏本番です。肝試しやお化け屋敷が夏の風物詩ですが、今年は新型コロナウイルスの影響でどちらも楽しむのは難しそうなので、代わりに、読むと少し怖さを味わえる本を紹介します。『よもつひらさか』は若干古めで、私が学生の頃に読んだ作品です(年齢がバレてしまいますが…)。短編集で、ジャンルとしてはホラーになるとは思いますが、身の毛もよだつような恐ろしい話はありません。結末も、読んでいるうちに予想できてしまうものが多いのですが、なぜか物語に引き込まれていき、ドキドキしながら読めてしまいます。恐らく、余計なものを削ぎ落としたかのようにシンプルで、流れるような文体がそうさせるのでしょう。圧倒的な恐怖感や驚愕のラストといったものはありませんが、小説ならではの怖さを体験できるおすすめの作品です。
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7月1日から本館にて、町保健課とのコラボ展示「野菜アップ展示」を開催しています。1日に必要な野菜摂取量などを、サンプルやパネルで紹介。栄養士による簡単でおいしく作れるレシピ、「野菜の花クイズ」など盛りだくさんの内容で、見応えある展示コーナーになっています。
「野菜の花クイズ」と一緒に楽しみたいのが、『やさいの花』。身近な野菜が咲かせる見たことのない花が紹介されています。夏休みの課題の定番といえるあの花が、サツマイモの仲間ということには驚きです。野菜は美味しい実だけではなく、目を喜ばすものでもあるのですね。
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