ジャンル分類と50音順の並べ方だけだと、本が孤独に見えることがあります。本を文脈でつないでみると、本と本がつながって、違う表情が見えてきます。なぜ、三冊かというと・・・
井上ひさしは「ニホン語日記」にこう書いています。『混沌たる時の流れを過去・現在・未来と三つに区切ると、時間が辛うじて秩序だったものになる。鮨屋の主人は自店のにぎりを「松・竹・梅」 に分け、鰻屋の亭主は自店の鰻丼を「特上・上・並」の三つに分けて、店の売り物のすべてを表す。混然としたものを一つで言ってはわけがわからない。二つで言っても据わりがわるい。三つに区分して言うと突然、構造が安定し、混然としたものの正体が見えてくる』
本と本 本はつながる。
本と人 本とつながる。
人と人 本でつながる。
さあ、「三冊堂」!開店のお時間です。
暖かくなってきても、なかなか外出できない期間が続きますね。その影響からか自宅でできる様々なことがたくさん紹介されてきています。そんな中から今回は自宅でも描ける絵についてご紹介します。今では絵を描くのもタブレットやパソコンといったデジタル化が進んでいますね。ですが今回は、鉛筆・ペン・絵の具を使って描く絵やイラストに関する3冊をピックアップしました。デジタルにも負けないアナログの良さを楽しんでください。
アナログ絵画その1は『色鉛筆の教科書 上達したい人のための新しい技法書 トータル139作品の描き方を紹介!』です。色鉛筆を使用する際の基本や注意点、ステップアップのためのポイントが掲載されています。色を塗るためだけだと思ったら大間違い!色鉛筆をきわめれば絵の具にだって負けない高クオリティな作品になること間違いなし!優しいタッチや力強いタッチなど自分次第でいろんな姿に変わる色鉛筆をお楽しみください。
- 詳細
- 作成者:MCL編集部
お休みが終わればまたいつもの日常が始まります。職場や学校、日々のお買い物と、毎日決まった通りに過ごしてばかりだな…と感じることも多いのではないでしょうか。そんな時、とっても気軽に始められる文芸、俳句はどうでしょう? え?なんだか難しそう?道具もない?ご心配いりません。『夏井いつきの俳句ことはじめ』では、テレビ番組でもお馴染みの夏井いつき先生が俳句にまつわる疑問や不安にズバッと答えてくれます。読み終わるころにはあなたの中にも俳句の種が芽生えているかも?
- 詳細
- 作成者:MCL編集部