ジャンル分類と50音順の並べ方だけだと、本が孤独に見えることがあります。本を文脈でつないでみると、本と本がつながって、違う表情が見えてきます。なぜ、三冊かというと・・・
井上ひさしは「ニホン語日記」にこう書いています。『混沌たる時の流れを過去・現在・未来と三つに区切ると、時間が辛うじて秩序だったものになる。鮨屋の主人は自店のにぎりを「松・竹・梅」 に分け、鰻屋の亭主は自店の鰻丼を「特上・上・並」の三つに分けて、店の売り物のすべてを表す。混然としたものを一つで言ってはわけがわからない。二つで言っても据わりがわるい。三つに区分して言うと突然、構造が安定し、混然としたものの正体が見えてくる』
本と本 本はつながる。
本と人 本とつながる。
人と人 本でつながる。
さあ、「三冊堂」!開店のお時間です。
幕別町百年ホールでは、さまざまな楽しい講座を開催しています。今夏に開催されるのは、「長唄三味線入門講座」と「初めての津軽三味線講座」。一見、同じものを使っているように見えると思いますが、長唄は細棹、津軽は太棹という三味線で演奏しています。
観るものという印象が強い歌舞伎は、有機的に組み合わされた音楽・音によって舞台効果が高められているそうです。歌舞伎で使用される三味線や能管、太鼓などの楽器、出囃子(長唄)や陰囃子(黒御簾音楽)など、多面的に歌舞伎の音・音楽について解説する『歌舞伎の音楽・音』。音という側面から歌舞伎を知ることができるのが興味深いです。
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日々の忙しさに忙殺されていると、すっかり自分が「自然」と切り離されたかのような気分になりますよね。自然と共に生きるってこういうことと実感させてくれて、これが食用できるんだ!という驚きも得られるのが『野食読本DELUXE』。サバイバル知識が豊富になれて、非常事態にも負けずに立ち向かう勇気を得られます。
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