ジャンル分類と50音順の並べ方だけだと、本が孤独に見えることがあります。本を文脈でつないでみると、本と本がつながって、違う表情が見えてきます。なぜ、三冊かというと・・・
井上ひさしは「ニホン語日記」にこう書いています。『混沌たる時の流れを過去・現在・未来と三つに区切ると、時間が辛うじて秩序だったものになる。鮨屋の主人は自店のにぎりを「松・竹・梅」 に分け、鰻屋の亭主は自店の鰻丼を「特上・上・並」の三つに分けて、店の売り物のすべてを表す。混然としたものを一つで言ってはわけがわからない。二つで言っても据わりがわるい。三つに区分して言うと突然、構造が安定し、混然としたものの正体が見えてくる』
本と本 本はつながる。
本と人 本とつながる。
人と人 本でつながる。
さあ、「三冊堂」!開店のお時間です。
成人の日も過ぎて新たに大人の仲間入りをした人も、悠々自適な日々を楽しむ人生の大先輩にも、ステキな出会いや新しい発見はいつでも訪れます。今回は大人だからこそ楽しめるお酒の世界に新たな一歩を踏み出してみましょう。日本酒は各地の蔵元が米や水といった原料に拘り、千差万別の個性をもつ品が数多くあります。そんな日本酒の広大な世界で自分好みの一杯を見つけるための導となるのが『もっと好きになる 日本酒選びの教科書』。今までの常識や銘柄に囚われず、普段の好みや料理とのペアリング、温度や器による違い、お店の選び方などあらゆる角度から日本酒を楽しむコツを教えてくれます。
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自分の意思とは関係なく「たまたま」出会ったり、「うっかり」やってしまったりする「しるし」を集めた『信じてみたい幸せを招く世界のしるし』では、猫が顔を洗う(日本)、木曜日にくしゃみをする(イギリス)など、世界各地の良いことが起こる「しるし」を紹介。本が落ちるというのは、図書館としては大惨事ですが、ヨーロッパでは良いしらせのしるしだそうです。
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世は「年末年始休業」。もちろん働かれている方もいらっしゃいますし、仕事がないとはいえ「完全なる休日」を常に楽しめるわけでも無いのですが……。そんな中で「休息」についてちょっと考えてみる『休息の科学』。そもそも休息とは何ぞや?というところからどのような休息が人気でどう作用するのか等がまとめられた一冊です。日々イマイチ休めている気がしない、そんな方はもしかしたら良い「休息」の仕方に出会えるかもしれません。
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