ジャンル分類と50音順の並べ方だけだと、本が孤独に見えることがあります。本を文脈でつないでみると、本と本がつながって、違う表情が見えてきます。なぜ、三冊かというと・・・
井上ひさしは「ニホン語日記」にこう書いています。『混沌たる時の流れを過去・現在・未来と三つに区切ると、時間が辛うじて秩序だったものになる。鮨屋の主人は自店のにぎりを「松・竹・梅」 に分け、鰻屋の亭主は自店の鰻丼を「特上・上・並」の三つに分けて、店の売り物のすべてを表す。混然としたものを一つで言ってはわけがわからない。二つで言っても据わりがわるい。三つに区分して言うと突然、構造が安定し、混然としたものの正体が見えてくる』
本と本 本はつながる。
本と人 本とつながる。
人と人 本でつながる。
さあ、「三冊堂」!開店のお時間です。
周りを見ると色々ある三角のもの。みなさんはどんなものを想像されるでしょうか。『さんかくみつけた』では、身近な三角なものが登場します。三角形の線の色とシルエットからどんなものが出てくるのか、クイズの様なおはなしでシンプルですが意外と難しいです。みなさんが想像している三角のものは出てくるのでしょうか。
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睡眠の質を向上させる飲料が大ヒットしたり、自分の睡眠時間がそのままゲームのスコアになるアプリがリリースされるなど、何かと眠りへの関心が高まっている昨今。今回は睡眠と夢にまつわる本を3冊紹介。
夢について分かれば、寝るのがもっと楽しみになるかもしれません。働き盛りの若い世代はストレスが多いため悪夢を見る確率が高く、高齢になっていくにつれて昔の懐かしい記憶を夢で見る人が増えていく。自分は夢を見ないと思い込んでいる人も、実は忘れているだけで毎晩夢を見ている。そんな意外と知らない夢の知識が満載の、『1万人の夢を分析した研究者が教える今すぐ眠りたくなる夢の話』。読むと、夢を意識して寝たくなります。
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