ジャンル分類と50音順の並べ方だけだと、本が孤独に見えることがあります。本を文脈でつないでみると、本と本がつながって、違う表情が見えてきます。なぜ、三冊かというと・・・
井上ひさしは「ニホン語日記」にこう書いています。『混沌たる時の流れを過去・現在・未来と三つに区切ると、時間が辛うじて秩序だったものになる。鮨屋の主人は自店のにぎりを「松・竹・梅」 に分け、鰻屋の亭主は自店の鰻丼を「特上・上・並」の三つに分けて、店の売り物のすべてを表す。混然としたものを一つで言ってはわけがわからない。二つで言っても据わりがわるい。三つに区分して言うと突然、構造が安定し、混然としたものの正体が見えてくる』
本と本 本はつながる。
本と人 本とつながる。
人と人 本でつながる。
さあ、「三冊堂」!開店のお時間です。
7月1日から本館にて、町保健課とのコラボ展示「野菜アップ展示」を開催しています。1日に必要な野菜摂取量などを、サンプルやパネルで紹介。栄養士による簡単でおいしく作れるレシピ、「野菜の花クイズ」など盛りだくさんの内容で、見応えある展示コーナーになっています。
「野菜の花クイズ」と一緒に楽しみたいのが、『やさいの花』。身近な野菜が咲かせる見たことのない花が紹介されています。夏休みの課題の定番といえるあの花が、サツマイモの仲間ということには驚きです。野菜は美味しい実だけではなく、目を喜ばすものでもあるのですね。
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- 作成者:MCL編集部
SFの世界観は近未来的でワクワクします。まだ現代より科学技術が発達していなかった昭和のSFのイラストや漫画などを『昭和少年SF大図鑑』では紹介しています。その当時の人達が考えた夢のあふれる空想科学の未来予想図に、昭和の少年少女たちは胸を躍らせました。宇宙旅行や空を飛ぶ車など、実現に向け開発が進められているものも多く、当時の人達の発想力や想像力は素晴らしく面白いです。
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