ジャンル分類と50音順の並べ方だけだと、本が孤独に見えることがあります。本を文脈でつないでみると、本と本がつながって、違う表情が見えてきます。なぜ、三冊かというと・・・
井上ひさしは「ニホン語日記」にこう書いています。『混沌たる時の流れを過去・現在・未来と三つに区切ると、時間が辛うじて秩序だったものになる。鮨屋の主人は自店のにぎりを「松・竹・梅」 に分け、鰻屋の亭主は自店の鰻丼を「特上・上・並」の三つに分けて、店の売り物のすべてを表す。混然としたものを一つで言ってはわけがわからない。二つで言っても据わりがわるい。三つに区分して言うと突然、構造が安定し、混然としたものの正体が見えてくる』
本と本 本はつながる。
本と人 本とつながる。
人と人 本でつながる。
さあ、「三冊堂」!開店のお時間です。
旅行に行けない時節ですのでせめて気分だけでも味わいたい!ということで遠出をした気分になれる本を3冊ご紹介。
道内旅行した気になりたいときは『Eatrip』がおすすめ。絵本作家の「そら」さんが北海道各地を回り魅力を知っていくという旅番組を書籍化した旅行記で、著者の感じた発見や感動を追体験できます。
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片づけられないのは「脳」のせい!?『片づけ脳』では、片づけの方法ではなく、片づけができる「脳」になるための様々なトレーニング方法を紹介しています。片づけたいけれど、何から手をつけていいかわからない。片づけ始めたけれど、かえって散らかってしまった。片付け終わったけれど、すぐに元に戻ってしまう。そんな悩みを抱えるあなたに!この本を読んで、片づけ脳を鍛えてみませんか。
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映画と物語をこよなく愛し、生活に不可欠なものと断言するふたりが、100作以上の映画について語り尽くす『あの映画みた? 』。映画の話をしているつもりが、いつの間にか自分たちの何かを語ってしまっている。映画の力ってすごいんです。たった数時間で映画にどのくらいのことができるかには、まったく驚かされます。自分がどのくらい遠くに連れ去られてしまうかも。あなたも、この本を読んだら、きっと、観たくなります!
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