ジャンル分類と50音順の並べ方だけだと、本が孤独に見えることがあります。本を文脈でつないでみると、本と本がつながって、違う表情が見えてきます。なぜ、三冊かというと・・・
井上ひさしは「ニホン語日記」にこう書いています。『混沌たる時の流れを過去・現在・未来と三つに区切ると、時間が辛うじて秩序だったものになる。鮨屋の主人は自店のにぎりを「松・竹・梅」 に分け、鰻屋の亭主は自店の鰻丼を「特上・上・並」の三つに分けて、店の売り物のすべてを表す。混然としたものを一つで言ってはわけがわからない。二つで言っても据わりがわるい。三つに区分して言うと突然、構造が安定し、混然としたものの正体が見えてくる』
本と本 本はつながる。
本と人 本とつながる。
人と人 本でつながる。
さあ、「三冊堂」!開店のお時間です。
日本新聞協会が毎年行っている「HAPPY NEWSキャンペーン」。新聞を読んで幸せな気持ちになった記事とその理由を全国の読者から募集したものです。応募数約16,000作から入選作25作と、その他の投稿から43作、地域に根ざしたニュースという視点で選んだ8作、合わせて76作が収められています。新聞が運んだ身近な幸せが満載。それこそ『心がぽかぽかするニュース』。温まります。ちなみに、北海道新聞の記事で、2009年吉川英治文学新人賞を受賞した作家、朝倉かすみさんと両親を取材した「この親にしてこの子あり」を投稿した人の作品も掲載されています。
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最近、よく聞くようになった○○活。昔は就職活動=就活ぐらいしかなかったように思いますが、今では、朝活・夜活・菌活・妊活など多くの活動が取り上げられるようになりました。その中でも、最もポピュラーなものと言えば「婚活」ではないでしょうか。『生きものプロポーズ摩訶ふしぎ図鑑』 婚活するのは、人間だけではありません。動物たちは、同じ時期に雄が雌に一斉にプロポーズをするそうです。そのためには、モテなければなりません。プロポーズを成功させるために、雄たちは、色々な方法で雌にアピールします。動物と人間は違うでしょと侮ってはいけません。婚活は、人間も動物も大変なのです。
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