図書館に入荷した新しい本を、二十四節季にのせて紹介するコーナーです。話題の流行本から永遠の名著まで、さてどんな本が入ったかな?いざ、新入荷本の封切です!とくとご覧あれ!
東京美術学校発足初期から教授を務め、帝室博物館の要職にも就いた下垣内邦雄。だが、多摩近郷の豪農の家に生まれ、兄から家を継いだその半生は壮絶なものだった。幕末から戦前までを駆け抜けた日本美術家の生涯を描く圧巻の長篇時代小説『下垣内教授の江戸』。
江戸中期、吉原に生まれた蔦重こと蔦屋重三郎は、引手茶屋「駿河屋」の養子なり貸本屋を営む。吉原の遊郭に貸本を運び人気者であったが、さびれていく吉原をなんとかしていたいと考えていた蔦重は…。“江戸のメディア王”として時代の寵児となった蔦屋重三郎の生涯を描く大河ドラマ完全小説版第1巻の『べらぼう蔦重栄華乃夢噺 大河ドラマ 1』。
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「温かいピザ、お持ち帰りできます」。この敬語の間違いはどこか?文化庁の「敬語の指針」にもとづき、様々な日常生活、仕事の場面などでどのように尊敬語、謙譲語を使い分ければよいかを解説する『敬語の正しい使い方』。
親を心配しただけで、悪気などまるでないのに、変な解釈をされてしまう。素直に受け取ってもらえない…。そんな悩みを解決し、年老いた親の自尊心を傷つけず上手にコミュニケーションを取るための言い換えをまとめた『歳をとった親とうまく話せる言いかえノート』。
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影はみんな真っ黒だけど、組み合わせやポーズしだいで、人の顔にもゾウにもかいぶつにも見える。たくさん遊んだら影も一緒におうちに帰ります。真っ黒な影とのコントラストを楽しむ「切り絵」の絵本『かげとあそぼう』。
対立しあう「火の星」と「水の星」。それぞれの言い分には、理由と正義があるのだが…。一人で向きを変えて読んだり、二人で同時に読み進めたりすると、まったく違う物語と価値観が展開される反転絵本『さかさま 火の星と水の星』。
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