ジャンル分類と50音順の並べ方だけだと、本が孤独に見えることがあります。本を文脈でつないでみると、本と本がつながって、違う表情が見えてきます。なぜ、三冊かというと・・・
井上ひさしは「ニホン語日記」にこう書いています。『混沌たる時の流れを過去・現在・未来と三つに区切ると、時間が辛うじて秩序だったものになる。鮨屋の主人は自店のにぎりを「松・竹・梅」 に分け、鰻屋の亭主は自店の鰻丼を「特上・上・並」の三つに分けて、店の売り物のすべてを表す。混然としたものを一つで言ってはわけがわからない。二つで言っても据わりがわるい。三つに区分して言うと突然、構造が安定し、混然としたものの正体が見えてくる』
本と本 本はつながる。
本と人 本とつながる。
人と人 本でつながる。
さあ、「三冊堂」!開店のお時間です。
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氷上を最大時速150キロの猛スピードで滑走し、1/100秒の世界でしのぎを削る競技ボブスレー。「BMW」「フェラーリ」は、ボブスレーの製作においても世界最高峰と言われています。そんな世界の超一流メーカーを相手どり「初の国産ボブスレーでソチ五輪を目指す!」と宣言したのは、大田区にある小さな町工場。『下町ボブスレー 東京・大田区、町工場の挑戦』は、その夢のプロジェクトの舞台裏を描いています。残念ながらソチ五輪出場の夢は潰えましたが、現在、映画「クール・ランニング」でも知られているジャマイカのボブスレーチームとタッグを組み、平昌オリンピック出場を目指しています!果たして実現するのでしょうか!?
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2月に入ってすぐに節分があります。節分にはなにをするのか、改めて調べてみると意外に知らないこともあります。『おばあちゃんのえほうまき』では節分の日におばあちゃんときりちゃんが、恵方巻きをつくります。恵方巻には七つの具材を入れると縁起が良いので、きりちゃんの家では、ほうれん草を色よくゆでて、次に、厚焼き玉子を焼いて…と作っていき、出来たら願い事決めて食べます。食べたあとはみんなで豆まきもします。節分にはなにをするのか教えてくれる絵本です。料理研究家による恵方巻きのレシピ付き。
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