2024年 (令和6年)
11月23日(土)
午前10:00から
午後 6:00まで
ジャンル分類と50音順の並べ方だけだと、本が孤独に見えることがあります。本を文脈でつないでみると、本と本がつながって、違う表情が見えてきます。なぜ、三冊かというと・・・
井上ひさしは「ニホン語日記」にこう書いています。『混沌たる時の流れを過去・現在・未来と三つに区切ると、時間が辛うじて秩序だったものになる。鮨屋の主人は自店のにぎりを「松・竹・梅」 に分け、鰻屋の亭主は自店の鰻丼を「特上・上・並」の三つに分けて、店の売り物のすべてを表す。混然としたものを一つで言ってはわけがわからない。二つで言っても据わりがわるい。三つに区分して言うと突然、構造が安定し、混然としたものの正体が見えてくる』
本と本 本はつながる。
本と人 本とつながる。
人と人 本でつながる。
さあ、「三冊堂」!開店のお時間です。
[BookShelf Image]:4693
大学進学で家を出る子どもをもつ親たちのために、「物・金・家・心の準備をいかにすべきか」について、アドバイスする『子どもをひとり暮らしさせる!親の本』。子どもがいざ進学するとなると、やるべきことが山のようにあります。本書は、やらなくてはならないことをリストアップし、何をしたらいいのかを具体的にわかりやすく説明してくれます。子どもは親元から離れていきますが、まだまだ半人前。子どもが安心して、安全に暮らすために、必要なときにサポートできる存在でありたいと思います。
- 詳細
- 作成者:MCL編集部