図書館に入荷した新しい本を、二十四節季にのせて紹介するコーナーです。話題の流行本から永遠の名著まで、さてどんな本が入ったかな?いざ、新入荷本の封切です!とくとご覧あれ!
偏食、孤食、料理ベタ、味覚障害などのコンプレックスを抱えた男女6人が、美味しい生活を求め奔走する、「食」をテーマにした短編集『キッチン・ブルー』。125年前に起きた遭難事件が、1世紀の時を経てある男女の運命と絡み合う。エルトゥールル号遭難に着想を得た巨編『ブルーアウト』。建材会社の社長を務める高梨修一郎。50歳を過ぎた彼の心に浮かぶのは、去の秘密と忘れがたい女性への想いだった。孤独な人間には、「光のない海」がどんな色に映るのか。人生の意味を問う長編小説『光のない海』。
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美術史家・山下裕二に愛弟子の橋本麻里が、日本美術について、知識にとらわれず「いまここにあるもの」として鋭く見る方法を徹底的に聞く『驚くべき日本美術』。角度を変えれば、見方が変ります。お江戸日本橋をふりだしに、五十三の宿場それぞれの町を舞台にした時代・歴史小説を取り上げながら東海道を旅する、『時代小説で旅する東海道五十三次』シリーズ。旅の道案内人は、龍馬、次郎長から鞍馬天狗に眠狂四郎と豪華な顔ぶれです。日本では「大丈夫」を使いこなせれば会話が相当容易になるのだそう。外国人向け日本観光ガイドブックに書かれた、日本人が知らない日本『ニッポンのトリセツ』。外側から見ると、日本の良し悪しが見えます。
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美しい海辺の町で出会った立場の違う3人の女性。「誰かのために役に立ちたい」という思いからそれぞれ理想郷を探すが--。些細な価値観のズレが日常を蝕んでいく『ユートピア』。男に騙され、会社も辞める羽目になってしまった元OLの神戸美菜代。凄腕の復讐屋を訪ねるが、門前払いされたことから弟子入りを志願。復讐屋のもとで働きだすが・・・。軽快な物語『復讐屋成海慶介の事件簿』。野球部を引退し未来が見えずにいる渓哉。ある日偶然、道に迷っていた美しい女性、里香を案内することになる。高校生の淡い恋、焦燥感を描いた青春小説『透き通った風が吹いて』。
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