図書館に入荷した新しい本を、二十四節季にのせて紹介するコーナーです。話題の流行本から永遠の名著まで、さてどんな本が入ったかな?いざ、新入荷本の封切です!とくとご覧あれ!
カメラと歩くと人は現代人から狩猟採集民にさかのぼり、必要でもないところに目が行き、思いがけない状態のものを見つけるのだとか。前衛芸術家・赤瀬川原平が芥川賞受賞から晩年までつけていた「偶然日記」は、三十数年の偶然と夢の記録。赤瀬川ワールドの源を垣間見れる『世の中は偶然に満ちている』。日本びいきの恋人から、結婚を承諾する条件として日本へのひとり旅を命じられたアメリカ人青年のラリー。東京、京都、大阪、九州、北海道と、慣れない日本で独特の行動様式に戸惑いながら旅を続ける彼に待ち受ける驚きの結末とは。浅田次郎文学の新たな金字塔『わが心のジェニファー』。1971年、函館。進学校として有名な男子校の寮で起きた、上級生の転落死事件。転落は事故か自殺か、はたまた殺人なのか。今野敏が初めて挑む学園ものミステリー『寮生』。
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どうして大人は夜おそくまでおきているのに、こどもだけはやくねなくちゃいけないの?『ふまんがあります』。女の子の不満に、パパはどう答えるのでしょうか。親子で笑えるユーモア絵本です。大人気のヨシタケシンスケさんの絵本シリーズ。姉妹編の『りゆうがあります』もぜひどうぞ。「おなら」に興味津々の仲良し3人組。『おならをならしたい』。なぜ音が出るのか?なぜ「おなら」というのか?など、子どもたちにとって、たまらなく興味深い話がどんどん展開していきます。こちらの絵本も子ども達に大人気の『おしりをしりたい』の姉妹編です。『ママなんサイ?』。「ママはてんサイ」「ママなんサイ?」「はくサイ」「ママなんサイ?」「こげくサイ」…。子どもがいる家庭なら必ずある質問を、見事な言葉あそびに展開。ママはホントのことは、言いたくないですよね…。ユーモアあふれる絵本です。
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寒くなるこれからの時期に、おうちでチクチクしてみませんか?『夢の名作ハンドメイド マンガと絵本のあのグッズがつくれる! 1』では、『海月姫』のクラゲのドレスブローチや、『わたしのワンピース』のお花もようのワンピース風エプロンなど全36作品の名作マンガと絵本に出てくるグッズを楽しくハンドメイド。巻末にお裁ほうの基本も収録されているのがうれしいですね。この秋に集めたどんぐりをつかって…『どこでもどんぐり』であそぶ本。東京都武蔵野市「地域子ども館・あそべえ」元館長が、身近な材料で簡単に楽しめる、どんぐりのあそび方を紹介してくれます。小さな新聞屋さんの棚の上に住んでいた、1枚の『ちゃいろいつつみ紙のはなし』。クリスマスプレゼントを届ける小包となって旅立った後キレイにたたまれ、イースターが近づくと…。幼年文学の名手が紡ぐ身近なものへの慈しみあふれる物語です。
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