ジャンル分類と50音順の並べ方だけだと、本が孤独に見えることがあります。本を文脈でつないでみると、本と本がつながって、違う表情が見えてきます。なぜ、三冊かというと・・・
井上ひさしは「ニホン語日記」にこう書いています。『混沌たる時の流れを過去・現在・未来と三つに区切ると、時間が辛うじて秩序だったものになる。鮨屋の主人は自店のにぎりを「松・竹・梅」 に分け、鰻屋の亭主は自店の鰻丼を「特上・上・並」の三つに分けて、店の売り物のすべてを表す。混然としたものを一つで言ってはわけがわからない。二つで言っても据わりがわるい。三つに区分して言うと突然、構造が安定し、混然としたものの正体が見えてくる』
本と本 本はつながる。
本と人 本とつながる。
人と人 本でつながる。
さあ、「三冊堂」!開店のお時間です。
お弁当作りは意外と簡単で、結構楽しい!そんな気持ちと家族からの「おいしい!」の一言が、続けられる鍵なのかもと語る著者による『朝すぐ!弁当』。時短テクニックを使いレンジだけで作るおかずや、手間を少なくしアイデアで作るイベント弁当を紹介しています。朝は忙しくて、お弁当を作るのが大変だと思っているみなさんにおすすめの一冊です。2種類の素材を使って作るおかずや色別の小さな野菜のおかずをテーマにしている、副菜カタログも集録されています。
- 詳細
- 作成者:MCL編集部
ソメイヨシノは、日本で一番多く植えられている桜です。『さくら研究ノート』では、一年をとおして、ソメイヨシノの木が、どうのように変化していくかをイラストでわかりやすく、丁寧に解説してくれます。桜の花は、少しずつ花びらの重なり方がちがうのだとか。そのため、落ちるときに、くるくる回ったり、飛んでいったりする花びらがあるのだそうです。桜の花びらがハラハラと舞う光景が、とてもドラマチックに見えるのには、こういった理由があったのですね。北海道の桜の開花は、例年4月の下旬から5月のゴールデンウィークの頃ですが、今年は桜の開花も早まりそうな予感がします。
- 詳細
- 作成者:MCL編集部