ジャンル分類と50音順の並べ方だけだと、本が孤独に見えることがあります。本を文脈でつないでみると、本と本がつながって、違う表情が見えてきます。なぜ、三冊かというと・・・
井上ひさしは「ニホン語日記」にこう書いています。『混沌たる時の流れを過去・現在・未来と三つに区切ると、時間が辛うじて秩序だったものになる。鮨屋の主人は自店のにぎりを「松・竹・梅」 に分け、鰻屋の亭主は自店の鰻丼を「特上・上・並」の三つに分けて、店の売り物のすべてを表す。混然としたものを一つで言ってはわけがわからない。二つで言っても据わりがわるい。三つに区分して言うと突然、構造が安定し、混然としたものの正体が見えてくる』
本と本 本はつながる。
本と人 本とつながる。
人と人 本でつながる。
さあ、「三冊堂」!開店のお時間です。
『男の婚活は会話が8割』という程に、会話力を身につけることは大切です。会話がうまくいかず、「二度目のデート」にたどり着けない男性のパターンとして、①しゃべらない②目線をそらす③悪口を言う④家族自慢をする⑤仕事の話ばかりする の5つがあげられます。このうちのひとつでもあてはまる項目があるとしたら、本書を手にとることをおすすめいたします。会話の基本から、うまくいくコツ、シーン別のシミュレーションまで、「結婚したい男性」を応援するため、より具体的にわかりやすく解説してくれます。幸せはつかみ取るものです!
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現代人の様々な悩みに、かつての哲学者たちは答えを出している…。生活が苦しい、死ぬしかないと思ったなど「人生がつらい」にはハイデガーが、このまま仕事を続けていって大丈夫だろうか?など「将来が不安」にはアリストテレスが、「死ぬのが怖い」にはソクラテスが、平易な言葉で答えを出してくれているのが『その悩み、哲学者がすでに答えを出しています』。
毎日が辛かったら「バカ」になってみないか。50歳を過ぎたら、好きなものに対する「無我夢中の時間」を1分でも多くもつことだ。サルトル、ニーチェ、漱石、イチローやたけしまで、珠玉の言葉や流儀をたずね「ゾーン」への入り方を中高年に即して語りつくす。加齢と重圧にあえぐ50歳に福音の書『バカになれ50歳から人生に勢いを取り戻す』。
ハンセン病の診断を受け、療養施設に入院することになった尾田。人生に絶望し、入院が決まった時も、施設に向かう道でも、不潔で悪臭漂う施設ででも自殺を考える日々。だが、施設で同じ入所者の佐柄木と過ごすことで、生きる気持ちを次第に芽生えさせていく。病のため23歳の若さで他界した著者の経験をもとにした小説『いのちの初夜』(百年文庫68 白)。 MCL編集部(紀)
三冊堂410(2019/07/25)
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