2024年 (令和6年)
11月24日(日)
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午前10:00から
午後 6:00まで

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 強風が連日吹きまくる嵐の大地で、初の越冬観測を行った「あすか基地」の隊員8人の手によって編まれた南極発行の新聞『南極あすか新聞1987 初越冬の記録 』。1987年2月16日から12月21日かけて毎日発行されたその総数は305号‼️似顔絵つきの隊員のプロフィール、毎日の献立(6/14のメニューは何とフカヒレスープ!)、「私のホビーライフ」と題された隊員のコラムなど、話題が多岐にわたります。ふふふと笑ったり、グッと涙をこらえたり。南極での生活が垣間見えたような気がします。

 彫刻家イサム・ノグチが手がけた世界各地の作品と、それらの作品を通してノグチの心を探る道程。ノグチがデザインした札幌市のアートパーク、「モエレ沼公園」についてもつぶさに触れられています。
第5章「ヒロシマの造形」では、日米の狭間で苦悩するノグチの内面に迫っていて、彼の別の側面を知ることができる『夢みる少年-イサム・ノグチ』
 NPO法人キャンサーサポート北海道が2015年に始めた「がんの語り手養成講座」をきっかけに生まれた、28人のがんの手記『北海道でがんとともに生きる』。北海道で暮らす20代から70代までの方の、さまざまながん体験が綴られています。“生存率20パーセント”“転移”“闘い”などの目次の言葉に戸惑い、頁をめくる手が止まってしまいますが、“がんになった人でもイキイキと毎日を過ごすことができる”“自分の経験を無にしたくない”などの前向きな言葉に読み手が励まされます。今や2人に1人がなるといわれる病気。もしかしたら、いつか自分も。と、ひたひたと忍び寄る不安と向き合えるような一冊。 MCL編集部(そ)

三冊堂409(2019/07/18)