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1冊の絵本が人生を救い、変えていく…『絵本処方箋』は、絵本を年齢制限のない深くて豊かなメディアだという著者による、はじめて本に出会う子どもから人生に疲れ気味の大人まで、全ての世代に向けた絵本の入門書。「自分の弱さに腹が立ったら」、「ともだちが欲しかったら」や「疲れがとれなかったら」等々、その時々の心の状態に応じた、とっておきの絵本73冊を紹介しています。本書で紹介されている絵本の中には、すでに手に入らないものもありますので、その際は、図書館をご活用ください。
「絵本=子どものための本」と思っていませんか?大人には大人だからこそ感じる絵本の世界がある…『絵本はこころの処方箋』は、心が疲れたとき、深く悩んでいるときなどに絵本を使って心を癒す「絵本セラピー」という考え方がどうしてできたのかを、5冊の絵本を通して紹介するとともに、「絵本セラピー」を体験できる4つのワークも収録しています。また、巻末には、ブックガイドとして「絵本のソムリエが処方する心のくすり箱50冊」が用意されています。あなたの心に寄り添う絵本探しに活用されてはいかがでしょう。
『雨の降る日は考える日にしよう』では、「絵本は人生で3度読むべきもの。まず自分が幼い時、次に親になって子どもを育てる時、そして人生の後半に差しかかった時。読み返す度に、今まで気がつかなかった深い意味が見えてくることがある。」という著者が、大人に薦める44冊の絵本を紹介しています。紹介文を読むだけで、心にしみる、感動する、そんな絵本ばかりが登場します。涙がこぼれそうになるのは、年をとって涙腺が緩んできているからではありません。あなたの心が潤いを取り戻したからではないでしょうか。 MCL編集部(吾)
三冊堂408(2019/07/11)