ジャンル分類と50音順の並べ方だけだと、本が孤独に見えることがあります。本を文脈でつないでみると、本と本がつながって、違う表情が見えてきます。なぜ、三冊かというと・・・
井上ひさしは「ニホン語日記」にこう書いています。『混沌たる時の流れを過去・現在・未来と三つに区切ると、時間が辛うじて秩序だったものになる。鮨屋の主人は自店のにぎりを「松・竹・梅」 に分け、鰻屋の亭主は自店の鰻丼を「特上・上・並」の三つに分けて、店の売り物のすべてを表す。混然としたものを一つで言ってはわけがわからない。二つで言っても据わりがわるい。三つに区分して言うと突然、構造が安定し、混然としたものの正体が見えてくる』
本と本 本はつながる。
本と人 本とつながる。
人と人 本でつながる。
さあ、「三冊堂」!開店のお時間です。
8月10日の「健康ハートの日」から16日までの一週間は、「健康ハート週間」です。「健康ハート週間」は、夏の間に心と体のチェックをして、心臓病の多発する冬に備えようというものです。「健康ハート週間」にちなんで、心臓病を予防するために大切な食事を中心とした本を三冊ご紹介します。
減塩の効果を上げる食事のとり方やレシピから外食の注意点まで、減塩の基本を紹介した『女子栄養大学栄養クリニックの減塩ぐせがつくレシピ143』。調理を簡単にする工夫とともに、毎日の食事作りの負担を軽くする、作りおきに役立つレシピも紹介されています。減塩は日々のルーティンの積み重ね。”減塩ぐせ”がつけば、調理のめんどうくささも、味の物足りなさも感じることがなくなります。”減塩バイブル”である本書に掲載の「減塩ぐせがつく食生活5カ条」で”減塩ぐせ”をつけて、快調な毎日を過ごしましょう。
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同日の同時刻に苦悶と驚愕の表情を残して死亡した四人の少年少女。雑誌記者の浅川は姪の死に不審を抱き調査を始めた。そしていま、浅川は一本のビデオテープを手にしている。少年たちは、これを見た一週間後に死亡している。浅川は、震える手でビデオをデッキに送り込む。期待と恐怖に顔を歪めながら。画面に光が入る。静かにビデオが始まった…。恐怖とともに、未知なる世界へと導く『リング』。蒸し暑い夏の夜長を心冷やしてくれるゾクッとするようなホラー小説です。
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