ジャンル分類と50音順の並べ方だけだと、本が孤独に見えることがあります。本を文脈でつないでみると、本と本がつながって、違う表情が見えてきます。なぜ、三冊かというと・・・
井上ひさしは「ニホン語日記」にこう書いています。『混沌たる時の流れを過去・現在・未来と三つに区切ると、時間が辛うじて秩序だったものになる。鮨屋の主人は自店のにぎりを「松・竹・梅」 に分け、鰻屋の亭主は自店の鰻丼を「特上・上・並」の三つに分けて、店の売り物のすべてを表す。混然としたものを一つで言ってはわけがわからない。二つで言っても据わりがわるい。三つに区分して言うと突然、構造が安定し、混然としたものの正体が見えてくる』
本と本 本はつながる。
本と人 本とつながる。
人と人 本でつながる。
さあ、「三冊堂」!開店のお時間です。
私たちの体は、これまで食べてきたものでできています。日々の食生活が健康と美容の基本であり、健康は一日にして入手できるものではありません。健康や美容に興味のある方はぜひ『薬膳・漢方の食材便利帖』を読んでみてはいかかでしょうか。薬膳・漢方の考え方から、体質や症状で必要な食材と食べ合わせをわかりやすく紹介する食材事典となっています。身近な食材二百六種の性質を理解し、効率良く摂取することで、その効果を実感することができます。気になる症状別のスープとお茶のレシピも必見です。
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いつか親の家を出て、ひとりで生きていく日がやってきます。家を出ると、今までは親がしてくれていた色々なことを自分でしなければならなくなります。『家を出る日のために』では、いつか家を出て生活する日のために必要な準備するべき大切なことをわかりやすく教えてくれます。日々の暮らしは、一見簡単なように見えますが、意識して身につけようと思わなければ身につかないでしょう。日々の小さなことの繰り返しが、いつの間にか身体に染み込み、「いつかの日」のための土台となってゆくのだと思います。巻末には、「家出シート」が収録されていて、家を出る日のための準備状態を確認できるようになっています。
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