図書館に入荷した新しい本を、二十四節季にのせて紹介するコーナーです。話題の流行本から永遠の名著まで、さてどんな本が入ったかな?いざ、新入荷本の封切です!とくとご覧あれ!
ちょうちょとちょうちょはせんそうしない きんぎょときんぎょもせんそうしない…。谷川俊太郎の戦争への思いが込められた絵本『せんそうしない』。1945年8月6日、広島に人類史上初の原子爆弾が投下される。爆心地から200メートルと離れていない場所で使われていた広島電鉄市内電車の線路敷石が「ひろしま祈りの石」として平和希求のシンボルになるまでを描いた『いのりの石』。「きらきらぼし」の作詞家としても知られる武鹿悦子が、平和への願いをこめておくる絵本『おかあさんのいのり』。その手がどうか銃などにぎりませんように…。
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勉強って本当に大事なこと?生きることって何?大人になるってどういうこと?悩める若者に、吉本ばななが綴った答えとはー。人生の根幹に関わる大切な8つのことについて、大人も考えさせられる言葉とメッセージ。『おとなになるってどんなこと?』。陸軍登戸研究所では太平洋戦争中に何かの研究をしていたらしい。高校生たちが戦争の歴史の裏に隠された秘密を解き明かそうと奮闘する『君たちには話そう』。
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北海道出身の直木賞作家・佐々木譲が描く、まったく新しい「家族ミステリー」。母の四十九日を終えた主人公・俊也は、両親が青春時代を過ごした北海道の運河町へ旅立ち、失踪した父の死の謎を追う『砂の街路図』。多くの犠牲者を出した砒素中毒事件。地元の刑事とひとりの医師は、科学的な検証で真実に少しずつ近づいていくが・・・。「毒」は人間の体と心を、どう変えるのか?現役医師の著者が実在の事件を題材に描いた医学ミステリー『悲素』。25年前の祖父母の心中事件は、実は無理心中だった―。事件に隠された秘密を知ったことで、高校生の主人公・光介の夏が一変する。海辺の町を舞台に、青年のひと夏の冒険と成長を描く、切なくてさわやかな青春ミステリー『昨日の海は』。
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