2025年 (令和7年)
2月12日(水)

午前10:00から
午後 6:00まで


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海外移住の日。1982年、メキシコの日本大使館で働く上野久は、南米に向かう旅の途中、偶然立ち寄った南メキシコの小村・アカコヤグアで、日本語で書かれた記念碑と出会う。なんとそこは日本人移民発祥の地だった。明治時代、日本で初めて中南米へ旅立った殖民「榎本殖民団」。その榎本殖民としてメキシコへ渡った明治の青年たちと、その後の殖民地を舞台に、力強く生き抜いた日本人の軌跡。芭蕉の句「夏草や つわ者共が 夢の跡」が胸に響く。 MCL編集部 (Yo)
今日の一冊0541号 (2014/06/18)
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1991年の今日、南アフリカ共和国議会で「人民登録法」廃止法案が可決。アパルトヘイト体制の終結を迎えました。恥ずかしながら、この本を読んで、ネルソン・マンデラの子どもの時の名前を知りました。国の政策によって、親からつけてもらった名前を変えなくてはいけないというのはとても理不尽です。民族の違いはあっても、みな同じ地球に住む人間です。 MCL編集部 (修)
今日の一冊0540号 (2014/06/17)
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和菓子の日。節句や、彼岸などの年中行事は、昔から日本人の生活に欠かせないものでした。そして、年中行事と和菓子もまた密接な関わりを持っています。旧暦の6月1日の「氷の節句」に食べられていたという「水無月」という名の和菓子。宮中では、供えた氷を食べて、邪気を祓ったのだそうですが、氷は当時の庶民にとっては貴重品。そこで、ういろう生地を氷に見立てて食べたそうです。昔から、季節の節目、そして人生の節目を大切にしてきた日本人。一つひとつの和菓子にも、願いが込められていることに、日本の食文化の奥深さを感じます。 MCL編集部 (ふ)
今日の一冊0539号 (2014/06/16)
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