2024年 (令和6年)
10月31日(木)
午前10:00から
午後 6:00まで
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蒐めるにあたっては可愛いかどうかしか考えていない、と言い切るように、1960年代に発行されたさまざまな国々の切手が紹介されています。スウェーデンはグラビア印刷(写真技術を応用した製版)に切り替えた国が多いなか、ビュランという専用の彫刻刀を用い原寸大で彫版していく凹版印刷の伝統を守ったそうです。その繊細さには息をのみ、またその可愛らしさのなかには、実は歴史が潜んでいて、切手は時代の潮流でもあることを知ります。奥が深いです、切手って。 (た)
今日の一冊0428号 (2014/01/21)
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「東北学」を提唱する民俗学者が、名曲の数々の背景にある、北の近代がはらんで来た精神史をたどりつつ、昭和の日本人の心情の深層に迫ります。――というと、お勉強っぽく感じますが、「リンゴの唄※」「北帰行」「ああ上野駅」「津軽海峡・冬景色」「みだれ髪」など全10曲、歌詞の背後にある物語を浮かべながら一気に読み通せます。戦後歌謡曲が、つねに「北」のイメージとともにありました。また、この本の書かれた視座が東京発ではなく、北からというのも、一層共感を覚えるのかもしれません。
※「リンゴの唄」の作曲は、幕別町生まれの万城目正(まんじょうめ ただし)さん。 (な)
今日の一冊0425号 (2014/01/15)
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[BookShelf Image]:153
ベトナム戦争の写真報道でピュリツァー賞にかがやき、34歳の若さで戦場に散ったカメラマン、沢田教一。青年カメラマン沢田教一の情熱と野望の軌跡を国際取材で迫った傑作ノンフィクション。 (あ)
今日の一冊0422号 (2014/01/09)
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