ジャンル分類と50音順の並べ方だけだと、本が孤独に見えることがあります。本を文脈でつないでみると、本と本がつながって、違う表情が見えてきます。なぜ、三冊かというと・・・
井上ひさしは「ニホン語日記」にこう書いています。『混沌たる時の流れを過去・現在・未来と三つに区切ると、時間が辛うじて秩序だったものになる。鮨屋の主人は自店のにぎりを「松・竹・梅」 に分け、鰻屋の亭主は自店の鰻丼を「特上・上・並」の三つに分けて、店の売り物のすべてを表す。混然としたものを一つで言ってはわけがわからない。二つで言っても据わりがわるい。三つに区分して言うと突然、構造が安定し、混然としたものの正体が見えてくる』
本と本 本はつながる。
本と人 本とつながる。
人と人 本でつながる。
さあ、「三冊堂」!開店のお時間です。
世の中にはいろんな人がいて、なかには「想像力を使うのが苦手な人」がいる。そういう人は、自分のすることが相手にどう思われるかを考えることができない。そのために、人にひどいことを言ったり、ひどいことをしたりする。そんな時は、がまんせずに自分の足を使って、自分を守るために逃げること。足は「やばいものから逃げる」ためにあるのだから―。ひどいことをする人からは、逃げていい。その代わり、自分を守ってくれる人、自分をわかってくれる人を探しに行こう。私たちは足を使って動くことができる。やばい!と思ったときはすぐ動く。好き!と思ったらすぐ動く。『にげて さがして』動き続けよう!生きづらさを抱えているすべての人に。
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長く続いた暑さが嘘のように、急に涼しく、朝夕は肌寒くなってきた今日この頃。暑い日はまだ来るという期待を込めて、ひんやり冷たいスイーツの本をご紹介します。
表紙から夏全開な雰囲気の『SUMMER DESSERT夏こそ食べたい極上デザート』では、大人向けの贅沢なアイスバーやアイスクリーム、冷蔵庫で冷やして食べるシロップたっぷりのケーキなど、フォトジェニックな夏デザートを紹介しています。目に楽しいだけでなく、シンプルな作り方なので、思わず作りたくなります。
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シャボン玉のなかに入ってみる。雲のかたちを10個覚える。目かくしをして街を歩く。真の勇者だけが達成できる50の冒険を通して、自分だけの宝物=経験を見つける『13歳までにやっておくべき50の冒険』。クリアしたミッションは、勇気、好奇心、注意力、ワクワク力、計画力の5項目に1から10の点数をつけ、「経験値チャート」として記憶することができるのが面白いです。化石を探すミッションでは『地底旅行』、秘密結社を結成するミッションでは『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』など、各ミッションにあわせて本が紹介されているのも興味をかきたてられます。
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