2018年(平成30年)
10月16日(火)
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午前10:00から
午後 6:00まで

ジャンル分類と50音順の並べ方だけだと、本が孤独に見えることがあります。本を文脈でつないでみると、本と本がつながって、違う表情が見えてきます。なぜ、三冊かというと・・・

 井上ひさしは「ニホン語日記」にこう書いています。『混沌たる時の流れを過去・現在・未来と三つに区切ると、時間が辛うじて秩序だったものになる。鮨屋の主人は自店のにぎりを「松・竹・梅」 に分け、鰻屋の亭主は自店の鰻丼を「特上・上・並」の三つに分けて、店の売り物のすべてを表す。混然としたものを一つで言ってはわけがわからない。二つで言っても据わりがわるい。三つに区分して言うと突然、構造が安定し、混然としたものの正体が見えてくる』

本と本 本はつながる。    
本と人 本とつながる。    
人と人 本でつながる。
さあ、「三冊堂」!開店のお時間です。

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 48歳あたりからジワジワ太り始めた『50代からの体力革命』の著者は、運動経験ゼロ。50代で近所のジムの広告を見て「入れば何とかなる」と思い入会しました。体重も少し落ちたところで、100日間で変われるか?と4つのチャレンジをします。 チャレンジ項目は、懸垂1回、垂直跳び、ベンチプレス(40kgを1回)、ボディメイク(筋肉をつけてかっこいい体を目指す)。涙ぐましい努力の果てに見えた「なりたい私」とは?

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 かつて夫婦だった二人が、偶然、蔵王のドッコ沼へ登るゴンドラ・リフトの中で再会したことから、文通が始まる。そのやり取りは14通にも及び、互いの手紙は掌小説のように長く、文字に託した想いは、一緒に過ごしていた時よりも寄り添い、互いの深いところを見せているように思える。秋になると手に取りたくなる『錦繍』

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 病気や家族の死、恋人との別れ、子どもの自立、老いの始まりなど、人生の岐路に立たされた人々が北海道をひとり旅する途中に、「空の彼方」という未完の小説を受け取り、その結末に思いを巡らせる中で、自分のとるべき道を選択していく『物語のおわり』。人生は選択の連続ですが、大きな選択を迫られたとき、自分を見つめ直せる場所や出会(合)いがあれば、それは後悔のない道を選ぶための大きな推進力になります。本書は、岐路に立ったときに自分と向き合うことの大切さをおしえてくれます。

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