2019年 (令和元年)
10月22日(火)
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午前10:00から
午後 6:00まで

ジャンル分類と50音順の並べ方だけだと、本が孤独に見えることがあります。本を文脈でつないでみると、本と本がつながって、違う表情が見えてきます。なぜ、三冊かというと・・・

 井上ひさしは「ニホン語日記」にこう書いています。『混沌たる時の流れを過去・現在・未来と三つに区切ると、時間が辛うじて秩序だったものになる。鮨屋の主人は自店のにぎりを「松・竹・梅」 に分け、鰻屋の亭主は自店の鰻丼を「特上・上・並」の三つに分けて、店の売り物のすべてを表す。混然としたものを一つで言ってはわけがわからない。二つで言っても据わりがわるい。三つに区分して言うと突然、構造が安定し、混然としたものの正体が見えてくる』

本と本 本はつながる。    
本と人 本とつながる。    
人と人 本でつながる。
さあ、「三冊堂」!開店のお時間です。

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 私たちは、学校の授業で日本の歴史を学んできましたが、中国や韓国の教科書と日本の教科書とでは、同じ出来事でも全く違う記述となっている箇所がたくさんあることをご存じでしょうか。『歴史認識の違いはこうして生まれる』では、縄文時代から第二次大戦後までの歴史について三国の教科書の違いを紹介しています。これだけ教科書の記述が違うと、隣国との歴史認識に違いがあって当たり前と納得できます。それぞれの国の子どもたちがどのような歴史を学んでいるかを知ることで、真の友好関係を築くヒントとしたい一冊です。

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 『絶望図書館』。決して「絶望的な作品を集めた図書館」ではありません。絶望の最中、その心に寄り添ってくれる物語を集めた図書館(作品集)です。テーマごとの4つの閲覧室には世界中から集められた様々なジャンルの作品を収めています。短い物語ばかりですのでお気軽にどうぞ。

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 家庭料理に多大な影響を与えた著者が、「人生と食」「女性と家庭料理」など、食との向き合い方を語る『小林カツ代の日常茶飯食の思想』。第二章には、小林家の料理哲学と題し、著者と料理研究家の息子ケンタロウさんのキッチン対談を収録。いちばん大切なのは何よりも「食べる」ことで、体が喜び、体が欲しがるおいしいものを食べようと勧めています。生きるために大切な食事を見つめ直すきっかけとなる一冊です。

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