2020年 (令和2年)
4月7日(火)
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午前10:00から
午後 6:00まで

ジャンル分類と50音順の並べ方だけだと、本が孤独に見えることがあります。本を文脈でつないでみると、本と本がつながって、違う表情が見えてきます。なぜ、三冊かというと・・・

 井上ひさしは「ニホン語日記」にこう書いています。『混沌たる時の流れを過去・現在・未来と三つに区切ると、時間が辛うじて秩序だったものになる。鮨屋の主人は自店のにぎりを「松・竹・梅」 に分け、鰻屋の亭主は自店の鰻丼を「特上・上・並」の三つに分けて、店の売り物のすべてを表す。混然としたものを一つで言ってはわけがわからない。二つで言っても据わりがわるい。三つに区分して言うと突然、構造が安定し、混然としたものの正体が見えてくる』

本と本 本はつながる。    
本と人 本とつながる。    
人と人 本でつながる。
さあ、「三冊堂」!開店のお時間です。

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 カメラマンであり、自身も3児の母である著者が撮影した妊娠・出産をめぐる6つの『うまれるものがたり』。それぞれの家族にそれぞれの出産のかたちがある。それは尊くて特別なことのようにも感じられるが、日常の延長線上にあることであり、時には厳しい現実と向き合わなければならないこともある。それぞれの覚悟の出産。命とは。家族とは。いろいろなことを考えながらページをめくる。“覚悟”を決めたお母さんの顔は、とてもとても美しかった。

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 こないだ、おじいちゃんが死んじゃった。死んだおじいちゃんが残した「このあと どうしちゃおう」ノート。そこに書かれていたのは「死んだ後の予定」や「いじわるなアイツが行く地獄の様子」などなど。おじいちゃんは、死ぬのがこわかったのかな?楽しみだったのかな?「死」をテーマにした『このあとどうしちゃおう』は、大人にも読んでもらいたい発想絵本シリーズ第三弾。

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 経営難で閉校することになった大学、萌木女学園。全員を卒業させるために下げられたハードルを越えられなかった女子学生たちのために、半年間の補習が行われることになります。補習を受けるのは、LGBT、摂食障害、外見では分からない病などを抱える女子学生たち。人生をも諦めかけている彼女たちは、補習の最中に他者と関わることで、それぞれの希望の光を見つけていきます。心の栄養になる物語『カーテンコール!』

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