2019年 (令和元年)
6月16日(日)
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午前10:00から
午後 6:00まで

ジャンル分類と50音順の並べ方だけだと、本が孤独に見えることがあります。本を文脈でつないでみると、本と本がつながって、違う表情が見えてきます。なぜ、三冊かというと・・・

 井上ひさしは「ニホン語日記」にこう書いています。『混沌たる時の流れを過去・現在・未来と三つに区切ると、時間が辛うじて秩序だったものになる。鮨屋の主人は自店のにぎりを「松・竹・梅」 に分け、鰻屋の亭主は自店の鰻丼を「特上・上・並」の三つに分けて、店の売り物のすべてを表す。混然としたものを一つで言ってはわけがわからない。二つで言っても据わりがわるい。三つに区分して言うと突然、構造が安定し、混然としたものの正体が見えてくる』

本と本 本はつながる。    
本と人 本とつながる。    
人と人 本でつながる。
さあ、「三冊堂」!開店のお時間です。

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 学校の宿題のパパの仕事調べに、こっそりパパの仕事場についてきたぼくは、パパがわるものレスラーだったことにショックをうける。ずるいことばかりして、最後にはやられてしまうパパ。帰り道、複雑な気持ちを抱えたぼくに、パパはみんなのために、一生懸命“わるもの”をしていることを伝える。正義の味方のヒーローは、キラキラとしていてカッコいい。でも、自分の仕事に誇りを持って、悪役レスラーに徹するパパも、超カッコいい!!思わずホロリと涙してしまう絵本『パパのしごとはわるものです』

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 雲のしくみと種類、雨と雪のしくみなど、気象についてとても分かりやすく図解されている『気象と天気図がわかる本』。梅雨入り、梅雨明け、冷夏、ゲリラ豪雨など、天気図を読んで天気の特徴をつかむことができます。天気図の読み方や書き方、気象衛星画像の読み方などの基本から、四季ごとの気象や呼び名などを詳しく解説してくれます。

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 ―月の出の間もない夜更けである。暗さが弛ゆるんで、また宵が来たようなうら懐かしい気持ちをさせる。― 出だしからうっとりするは、岡本かの子の『夏の夜の夢』。帰りにベーカリーで食べたアイスクリームのバニラの香りで寝つけなくなった歳子は、夜の散歩で牧瀬という青年と出会い夢のような一夜を過ごす。アイスクリームの香りで眠れない、半人半獣のような健やかな感触が夜気に伝ってきたなど、メタファの宝石箱のような物語が耳で読む(聴く)オーディオブックで登場。家事の合間に、ベッドの傍らに、いつでも楽しむことができます。

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