図書館に入荷した新しい本を、二十四節季にのせて紹介するコーナーです。話題の流行本から永遠の名著まで、さてどんな本が入ったかな?いざ、新入荷本の封切です!とくとご覧あれ!
世界の貧困を見つめてきた作家・石井光太が、路上に生きる子どもたちの姿を授業の形で伝える『幸せとまずしさの教室』。極限の状況で懸命に生きぬく彼らの姿から伝わるメッセージとは?オーガスト・プルマンはふつうの男の子。ただし、顔以外はー。『ワンダー』。生まれつき顔に障害のあるオーガストは、10歳で初めて学校に通うことにー。生徒たちは、オーガストの顔をみて悲鳴を上げ、病気がうつると避けるようになる。ところが、オーガストの話がとても面白いことに同級生たちは気づいていく。就活学生のバイブル『面接の達人』の著者が、中学時代を楽しくするヒントをアドバイスする『中学時代にガンバれる40の言葉』。夢をかなえるために自分を励まし戒める言葉を紹介する。
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トースターをまったくのゼロから、原材料から作ることは可能なのか?ふと思い立った著者が、鉄鉱石から鉄を、銅から銅線を作るところから、本当にトースターづくりをしてしまうという抱腹絶倒のドキュメンタリー『ゼロからトースターを作ってみた結果』。現代人を苦しめる「悪」はどこから生まれるのか。そして、心の奥底から湧き上がる「憎しみの感情」とどう向き合えばいいのか。こいつだけは許せないという憎悪のエネルギーは、他者に共感や理解を求める、いわば「誰かと繋がりたい」という叫び声でもあるのだとか。人類普遍の難問に挑む『悪の力』。ノーベル経済学賞にもっとも近いと評された経済学者・宇沢弘文。人間が真に豊かに生きることができる条件を求め、20世紀後半に日本社会が直面していた困難な課題に立ち向かった宇沢の足跡『宇沢弘文のメッセージ 』。
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カメラと歩くと人は現代人から狩猟採集民にさかのぼり、必要でもないところに目が行き、思いがけない状態のものを見つけるのだとか。前衛芸術家・赤瀬川原平が芥川賞受賞から晩年までつけていた「偶然日記」は、三十数年の偶然と夢の記録。赤瀬川ワールドの源を垣間見れる『世の中は偶然に満ちている』。日本びいきの恋人から、結婚を承諾する条件として日本へのひとり旅を命じられたアメリカ人青年のラリー。東京、京都、大阪、九州、北海道と、慣れない日本で独特の行動様式に戸惑いながら旅を続ける彼に待ち受ける驚きの結末とは。浅田次郎文学の新たな金字塔『わが心のジェニファー』。1971年、函館。進学校として有名な男子校の寮で起きた、上級生の転落死事件。転落は事故か自殺か、はたまた殺人なのか。今野敏が初めて挑む学園ものミステリー『寮生』。
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