ある時、笑顔が美しい若奥様から「リクエストお願いします~」と渡されたメモ。『こっ、国民の修身!?・・・お見かけによらず、ずいぶん渋い本を読まれるんだな。』と思いながらも受け取りましたが、息子さんの教育のためだったのですね。テレビで紹介されていて興味を持ったとのこと。「修身」とは、戦前の小学校で教えられていた現代の「道徳」にあたる科目です。そこには人間としての大切なことがわかりやすく説かれています。道徳教育のあり方が問い直される昨今、今一度、日本人の原点を振り返るのにふさわしい一冊です。現代語に訳されていますし、子供の教科書なので意外とスラスラ読めます。こちらは小学校1~3年生向け。高学年用もあります。 MCL編集部(Yo)
今日の一冊0513号 (2014/05/21)
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裁判で執行猶予がついた判決が出たときに、被害者や遺族が望めば、加害者の反省具合をチェックし、刑務所に入れるかどうかを決定できる制度「執行猶予被害者・遺族預かり制度」。加害者を刑務所に入れるかどうか決める権利を持ったら、あなたならどうしますか…。人を憎むこと、許すこととは何か?自分をどの立場においても、考えさせられる作品です。 MCL編集部(修)
今日の一冊0512号 (2014/05/20)
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1952年のこの日、白井義男が世界フライ級チャンピオンのダド・マリノに判定勝ちし、日本初のボクシングチャンピオンの座をつかんだ。日本のボクシングが最も熱くて激しかった時代に焦点をあてたこの本。物語の冒頭で、白井義男の勝利がいかに日本人を熱狂させたかが詳しく描かれている。敗戦で自信を失った日本人に希望と勇気を与えたボクシング。命を削ってぶつかり合う若者たちの姿に胸を打つ。 MCL編集部(ふ)
今日の一冊0511号 (2014/05/19)
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