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「頭が高い!この葵の紋所が目に入らぬか!!」でお馴染みの黄門様と呼ばれた第2代水戸藩主「水戸光圀」が生まれた日。ドラマのように、光圀本人が諸国を漫遊したわけではなく、「大日本史」という書籍を作成するために部下が諸国を取材旅行したという事実が存在しています。幼少時は今でいう“不良少年”、問題児だったようですが、十代後半に史記を読んで感動して心を入れ替え、家督を継承したと伝えられています。『史記』は、中国前漢の武帝の時代に司馬遷によって編纂された中国の歴史書です。宰相から武将、官僚、思想家さらに義侠、食客、庶民まで、あらゆる階層の人々の、乱世を生き抜いてきた中での出来事が紹介されています。現代にも通ずる人生の知恵や豊かな表現力が身につくかもしれません。 MCL編集部 (敬昌)
今日の一冊0564号 (2014/07/11)
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七(なっ)十(とお)で「なっとう」の語呂合せ。納豆の語源は、僧侶が寺院で出納事務を行う「納所(なっしょ)」で作られ、豆を桶や壷に納めて貯蔵したため、こう呼ばれるようになったとする説が有力。納豆のごあいさつ〈まえがき〉からはじまり、健康食としての納豆、すばらしい薬効、納豆のお国めぐりなど、世界の健康食として各国から熱い視線をあびているほど…日本型食生活の原型ともいえるそうです。 MCL編集部 (Yu)
今日の一冊0563号 (2014/07/10)
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6千人もの人を救うため、のちに「命のビザ」と呼ばれる日本通過ビザを書いた外交官杉原千畝。今日、7月9日が最初のビザを発行した日です。この日から9月4日まで、ビザを書き続け、2千枚以上のビザを発行しました。たくさんの杉原千畝に関する本が書かれていますが、本著は珍しく、「正義の人・杉原」ではなく、「インテリジェンス・オフィサーとしての杉原」が書かれています。インテリジェンス・オフィサーとは、極秘に諜報活動をする人物のことです。いままで、語られることのなかった「インテリジェンス・オフィサーとしての杉原」にスポットを当てた本著。彼がインテリジェンス・オフィサ-として、また外交官として、6千人もの人を救った意味とは? MCL編集部 (実)
今日の一冊0562号 (2014/07/09)
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