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6千人もの人を救うため、のちに「命のビザ」と呼ばれる日本通過ビザを書いた外交官杉原千畝。今日、7月9日が最初のビザを発行した日です。この日から9月4日まで、ビザを書き続け、2千枚以上のビザを発行しました。たくさんの杉原千畝に関する本が書かれていますが、本著は珍しく、「正義の人・杉原」ではなく、「インテリジェンス・オフィサーとしての杉原」が書かれています。インテリジェンス・オフィサーとは、極秘に諜報活動をする人物のことです。いままで、語られることのなかった「インテリジェンス・オフィサーとしての杉原」にスポットを当てた本著。彼がインテリジェンス・オフィサ-として、また外交官として、6千人もの人を救った意味とは? MCL編集部 (実)
今日の一冊0562号 (2014/07/09)