2019年(平成31年)
1月19日(土)
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午前10:00から
午後 6:00まで
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 世界的ベストセラーとなった『ソフィーの世界 哲学者からの不思議な手紙』は、とっつきにくい哲学に子どもたちにも読みやすいようファンタジーの要素を盛り込んだ一冊です。14歳の少女ソフィーのもとに、ある日、たった1行「あなたはだれ?」と書かれた差出人不明の手紙が届いたことをきっかけに、ソフィーは、やがて謎の人物アルベルトと出会い、西洋哲学の歴史と思想を学んでいきますが、学んでいく中で、自分の存在に関する驚くべき事実に行きつきます。 物語は、哲学の歴史に沿い、ソクラテス以前の哲学者からヘーゲル、ダーウィンやフロイトまで、著名な哲学者や影響のあった思想が登場するなど、西洋哲学史の入門書ともいえる構成となっています。

 人には14歳以後、一度は考えておかなければならないことがある!『14歳からの哲学 考えるための教科書』は、学校の「暗記する」ための教科書とは違った、14、5歳が「考える」ための教科書と言えます。 本書では、哲学といっても難しい思想が難しい言葉で語られているのではなく、生きていく上で重要なことを優しい言葉で語りかけています。「自分とは何か」「死」「理想と現実」「友情と愛情」「人生」など30のテーマが取り上げられていて、大人が読んでも読みごたえのある一冊です。読書感想文の定番でもあり入試にも頻出の本書。宿題や受験対策のためにも必読です!
 心理学において、フロイト、ユングと並ぶ三大巨頭のひとりと言われるアドラー。日本で、先のふたりと比べると認知度が低い感のあったアドラーが一躍有名になったのは、2013年に発売された『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』の大ヒットが発端です。アドラーの心理学を対話形式で分かりやすく解説した本書では、「どうすれば人は幸せに生きることができるか」を考えていきますが、アドラーの心理学は、「幸福になれないのは、何かの能力が足りないのではなく、ただ勇気が足りないだけ」として、人生の成功・失敗に大きく関わるとされているトラウマを否定し、人生のすべての悩みは対人関係の悩みであるとするなど、これまでの私たちの常識を覆す一冊です。 MCL編集部(吾)

三冊堂353 (2018/06/21)

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